2019-11-29

●こもってずっと作業していて、外出といえば、一日一回、徒歩五分のコンビニまで、という生活が何日もつづいている。こんなだとストレスがあるので、夜はどうしてもアルコールが欲しくなる。アルコールで頭を緩めたい。

(十二月の中旬くらいまで余裕がない。)

(制作ではない。制作時にストレスはほぼない。)

ずっと、お酒に関しては原理主義者で、ビールはビール、焼酎は焼酎、ウイスキーウイスキー、ワインはワインであって、何歩か譲って炭酸水で割るというのならまだ分かるが、そこにレモンの味やグレープフルーツの味を足すとか、ウーロン茶で割るとか、意味が分からない、酒の味が分からなくなる、とずっと思ってきた。安くてまずい酒は、安くてまずい酒としてその味を飲む、と。

(ヒレ酒とかは例外か。)

そもそも、水割りやお湯割りを認めた---自分に対して認めた、という意味---のもここ十年くらいのことで、三十代くらいまでは、ストレートかロック以外の飲み方をしていなかったのだが(なにに対してイキっていたのか…)、ある程度年齢がいって、身体が弱くなってくると、水割りやお湯割りがいかに「やさしい」のか、そのやさしさが身にしみるようになった。

それでも、いままで、酎ハイとかカクテル的なものはまったく飲む気がしなかった。それなのに、いきなり、ここ数日、「檸檬堂」(鬼レモン)にハマってしまっている……。

(ステマではない。)

2019-11-28

イ・セドルが引退するという。AIの進歩が、人間の精神に対してじわじわきている感じがする。

韓国の囲碁世界チャンピオンが「AIは倒せない存在だ」と引退(GIZMODO)

https://www.gizmodo.jp/2019/11/lee-sedol-to-step-down-from-go-champion-as-ais-are-undefeatable.html

《彼は囲碁から身を引いたのは、永遠に人工知能に勝てないことを受け入れたからだ、とYONHAPに話しました。》

囲碁でAIがデビューしたことで、必死に努力して1位になってもトップではないということがわかりました。私が1位になっても、勝てない存在があるのです》。

●別の記事。ディープラーニング

人間が深層学習のAIを理解できないのには、理由がある

(The Asahi Shimbun GLOBE+ )

https://globe.asahi.com/article/12872410?fbclid=IwAR1X7uY31UFV0RjQ1q1QsmR1RfvACujAYB3YXPu3tUgTOies2FUN9fp7emg

《これは単純に言うと、まさに「ディープ」だから、つまり深層構造を持っているからです。深層というのはどういうことかと言うと、データの入力層と出力層の間にある「中間層」で、データの変換を複数回繰り返すということです。そして繰り返すごとに、人間の直感から遠ざかっていって、機械しか分からない世界に移っていくんです。》

《データ分析で、人間が理解できるような予測と、精度が高い予測は一般的には両立しないんです。ディープラーニングでは、高精度な予測をするために、入力されたデータに何回も複雑な変換をします。ところが、人間の直感が通用する変換は限られているので、人間が理解するためにはそれに合わせて変換の自由度を下げなきゃいけないんです。そうすると、予測にいちばん効くような変換ができない可能性があるんです。》

《(…) ある意味、いちばんいい予測は、人間の理解の外側にいかないと達成できないことが示されてしまっているんですね。》

《(…) 先ほどの通り、ディープラーニングは人間の理解が追いつかない変換をしているんですが、その理解できないものを仮に明らかにしても、人間にとって意味があるかどうかはやはり分からない。ディープラーニングの考えていることは、ある程度は分かると思うんですけど、完全に人間が理解できるかというと、私にはまだちょっと展望がないですね。》

ディープラーニングの限界はまだ分かっていないと思いますね。ただし、ディープラーニングはすべての予測が完全にできるのかと言われたら、実はそうでもないんです。たとえばディープラーニングのシステムは、内部に割り算を持っていないので、きれいな割り算ってすぐにはできなかったりするんです。近似的にはできるので、まったくできないわけではないですが、そういう意味でもディープラーニングの限界はおそらくどこかには存在しているんですけれども、それはまだ分かっていない。それを明らかにするのも面白い研究テーマかもしれませんね。》

2019-11-27

sora tob sakanaの「パレードがはじまる」という曲。はじめて聴いた時には「難しい曲だなあ」という印象がまず前面に出てくるのだけど、何回も繰り返し聴いているうちに、だんだんと、「気持ちがいい」感じが前に出てきて、そのうちひたすら「気持ちいい」になっていく。

パレードがはじまる

https://www.youtube.com/watch?v=tSGBV3ogmUY

2019-11-26

●最近、あまり追いかけていなかったけど、星野源、すごいことになっていた。もはや巨匠という感じ。

星野源 – Same Thing (feat. Superorganism) [Official Video]

https://www.youtube.com/watch?v=Gs9Nf8VhFO4

星野源 – さらしもの (feat. PUNPEE) [Lyric Video]

https://www.youtube.com/watch?v=gb5jtBA8KFw

星野源 - 肌(Live at ONKIO HAUS Studio 2018)

https://www.youtube.com/watch?v=Sowqtzqq14E

2019-11-25

●いまさらだが、鎮座DOPENESS、すごい。

CHINZA DOPENESS - 64 Bars recorded in Tokyo|Red Bull Music

https://www.youtube.com/watch?time_continue=153&v=Z1NqtVTzXOg&feature=emb_logo

鎮座DOPENESS×Montelima 2017.12.1@熊本NAVARO

https://www.youtube.com/watch?v=NMD-Wrl3P8c

鎮座DOPENESS超絶FLOW集

https://www.youtube.com/watch?v=fPi3MJXZFJ4

U-zhaan × KAKATO(環ROY×鎮座DOPENESS) / Tabla'n'Rap

https://www.youtube.com/watch?v=xSdHgO6XWio

unkind LIVE:鎮座DOPENESS「Free Style Rap」

https://www.youtube.com/watch?v=RgsL01GX02E

2019-11-23

●時間のある時に、YouTubeで、初歩的な音楽のレッスン動画をちょこちょこ見ているのだが、これがとても面白い。音楽をはじめようということではないのだが、いろいろ刺激される。

●現代のポップミュージックにまで引き継がれている、伝統的なアフリカ的なクロスリズムについて。

菊地成孔 "ビュロー菊地チャンネル「モダンポリリズム講義 第6回」

https://www.youtube.com/watch?v=5PiAH9_Xem8

●このようなクロスリズム的な構造は、アフリカ的なリズムにだけ見いだされるわけではなく、「4拍3連(3連符4つ割)」と呼ばれ、もっと一般化して用いられているようだ。

これが出来るとリズム感が格段と鍛えられます【3連符4つ割】(宇田大志)

https://www.youtube.com/watch?v=OfbGMNBT2KA

4拍3連 ポリリズム解説(山背ドラムメソッド)

https://www.youtube.com/watch?v=dWbpmA2MlyI

●昔、サザンオールスターズに『わすれじのレイドバック』という曲があったけど、「レイドバック」というのはこういうことだったのか。

ジャズを演奏する人は必見、リズムの取り方について 【レイドバック、スウィングのリズムトレーニング】(宇田大志)

https://www.youtube.com/watch?v=udollUSeICM

ジャズのリズム、レイドバックについて徹底解説します(宇田大志)

https://www.youtube.com/watch?v=XFhCU32ZFVc

●基本的なことなのだろうが、なるほど。縦ノリの場合、音符が一つ一つ独立しているが、横ノリの場合は、音符同士が組みになっていること、つまり、一つの音が小節単位で形づくられるゲシュタルトの構成要素となっている、という把握でいいのだろうか。

縦ノリと横ノリの違い(山背ドラムメソッド)

https://www.youtube.com/watch?v=eB-Ly-mo__A

リズムのしくみ(山背ドラムメソッド)

https://www.youtube.com/watch?v=seulLarNxEA