2000-05-18から1日間の記事一覧

蓮實重彦『藤枝静男論-分岐と彷徨』

何年かに一度は必ず読み返す、蓮實重彦『藤枝静男論-分岐と彷徨』を読んだ。ハスミの30代後半のまだ若々しい肉体の官能的な震えがそのまま言葉となって脈打っているような論文。いかに蓮實氏が優れた批評家だといっても、こういうものは一生のうちでそう何…