2005-06-14から1日間の記事一覧

平山瑞穂『ラス・マンチャス通信』

●平山瑞穂『ラス・マンチャス通信』を読んだ。この小説は一つの小説としての統一感を欠いているようにみえるのだが、逆に、それによってある種の「通俗性」のようなものから救われているような部分もあるのかもしれない。第一章は、それだけで独立した短編と…