2005-10-29から1日間の記事一覧

『地の果て 至上の時』(中上健次)を半分ほど

●『地の果て 至上の時』(中上健次)を半分ほど(第二章まで)久しぶりに読み返してみて、この小説の「大きさ」に圧倒される。この「大きさ」とはいわば「空っぽな空間」の大きさのことで、この小説はつまり、巨大ながらんどうのなかに、様々な位相の物語が放り…