2007-02-22から1日間の記事一覧

『ボトルネック』(米澤穂信)

●『ボトルネック』(米澤穂信)。米澤穂信の小説の細部はいつも貧しい。だから、読んでいて常にどこか物足りない感じを覚える。しかし、にも関わらず、最後まで読むと、必ずその不満足を補うほどの、突き抜けた何かが示される。おそらく、自分の持っている技術…