2007-07-14から1日間の記事一覧

『チャパーエフと空虚』(ヴィクトル・ペレーヴィン)

●『チャパーエフと空虚』(ヴィクトル・ペレーヴィン)を読んだ。キワキワな感じの小説で、しかしそのキワキワが最後までしっかり持続する。一方に、いかにもポストモダン的な、キッチュで「面白い」お話があり、もう一方に、存在に関する深遠な(そして割と素…