2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

●新高円寺駅の近くにあるアサビ(阿佐ヶ谷美術専門学校)に午前十時半前に着くには、部屋を九時前には出る必要があり、だとすると、遅くとも八時には起きなくてはならない。その時間にちゃんと起きれるだろうか、なんか、目が覚めたら十時とかになってそう、と…

●明日のアサビ(http://asabi.ac.jp/)でのレクチャーの準備と詰めに一日費やす。午後いっぱい、喫茶店で話す内容を考えてノートをとり、夕方一度部屋へ戻って、使用する画集やDVDやCDを確認し、コピーをとるべきテキストの載った本をあつめ、再び喫茶店へ出か…

●立川のオリオン書房で、トークイベント「臍で茶飲み話」(福永信・円城塔・栗原裕一郎)。立川はほとんど地元で、オリオン書房は、いつも画材を買っている世界堂立川店のすぐ近くなのだった。トークは、昨日の東大での博士論文の公開審査のピーンと張りつめた…

●東大の駒場キャンパスで、平倉圭の博士論文公開審査。「ジャン=リュック・ゴダール論---編集/ミキシングによる思考」。14時から17時。大学のキャンパスには巨木が沢山あった。その後、新宿に出て少しぶらぶらして、20時から、田町のスタジオアーキタンツで…

●30日の阿佐ヶ谷美術専門学校でのレクチャーの内容を具体的に詰める。今週末は、出かけたいところが何カ所かあるので、今日中に見通しくらいはたてておかないとまずいのだが、まあ、あと月曜に一日かけてがっつりやれば、なんとかなるだろうという感じにはな…

●昨日、話している最中にIさんが鞄からさっと紙片を取り出して、サラサラッとメモをとるのを横で見ていて、ああ、メモっていうのはこういう風にとるものなのかと感心した。以前Iさんと話した時に、テレビ番組の感想を、手帖でそれを観た日付を確認しながら話…

●夜、Iさん、Sさん、Kさんと、麻布のトンカツ屋で食事。誘いのメールをくれたIさんが、やたらと「高級トンカツ店」と「高級」を強調していたので、麻布とかいうし、多少びびっていたのだが、ちょっと古い感じの民家風みたいな、いい感じところだったので少し…

●今日一日は、来週に迫った、阿佐ヶ谷美術専門学校(http://asabi.ac.jp/)でのレクチャーの内容のだいたいの流れについて、いろいろ考えていた。テーマは、前にも書いた通り「《思い出す》という経験について」。 思い出すこと、思い出すことによって改めて経…

●Sさんから、実家から沢山送られてきたからお裾分けということで、とうもろこしが送られてきた。実は、2日くらい前にも、同じSさんからお米を送っていただいていているのだったが。早速、茹でて、お昼ご飯にした。房についた状態のとうもろこしを茹でて、か…

●BBC製作の「THE LIFE OF BIRDS」というドキャメンタリーのシリーズは十巻まであるのだが、次の展開が気になるようなドラマシリーズではないので先を急ぐことなく、何度も同じところを繰り返し再生したり、スローにしたり、ストップさせたりして、じっくり観…

●目が覚めたらよく晴れていた。天気予報では明日以降は愚図つくと言う。しかも明日は夏至で、もうこれからはどんどん日が短くなってしまうのだ(ぼくは太陽が出てさえいれば幸せという人間なので、日が短くなると思うだけで少し憂鬱になる)。こんな日に出かけ…

●『ジーザス・サン』(デニス・ジョンソン)の、六章めの「緊急」までを読み返した。ここまでは、すごく面白い。ところで、この本には短編集と書いてあるけど、ぼくには『ジーザス・サン』というタイトルのひとつの小説としてしか読めない。それは、どの章の主…

●あいかわらず、「THE LIFE OF BIRDS」というBBCがつくったドキャメンタリーのシリーズをだらだら観ている。チョウゲンボウという鳥は、非常に視覚が発達していて、紫外線まで見える。この鳥のエサはハタネズミというネズミで、しかしこのネズミは昼間はほと…

●夜、磯崎さんから電話があって少し話した。『世紀の発見』の本は届いたのか、届いているならお礼くらいあってしかるべきだろう、社会人として、と、話は切り出された。磯崎さんは、岩波文庫で少し前に出たガスケの『セザンヌ』を読んでとても感激していて、…

●学校の教室はすくなくとも片側は大きく窓になっていてよく外が見える。朝から雨が降っていて午前中から薄暗い日は、午前中でも外より教室のなかの方が明るい。その違いが教室のなかにいても大きな窓によって常に意識される。薄暗い日の午前に灯されている蛍…

●仕事が手から離れたので、さあ、電車に乗りに行こう、というはずだったのだが、昨日、一昨日とハードに、すごくたくさんの文字を手描きでボールペンで書いたせいで、あとそれと目の疲れも重なって、ひどい肩凝りと頭痛で、夜、一睡も出来なくて、こんなどん…

●今日もまる一日延々と用事をこなす。明日が締め切りで、今日中にヤマト運輸に持って行ってもらわないと困るので、集配の締め切り時間前までに終らせる必要があるから、朝はやくから、ずっとやる。五時半過ぎにようやく終わり、電話で集配を頼み、六時過ぎに…

●一日中、用事をこなすことに費やす。でも、この仕事ももうすぐ終る。合間に、なんの気なしに『ジーザス・サン』(デニス・ジョンソン)を読み出す。半分くらいまで(六章めの「緊急」まで)。最初の章(「ヒッチハイク中の事故)を読んでいる時は「ふーん」という…

●ある夢からもう一つのまったく別の夢へと唐突にとんだ。最初に見ていた夢は、現実の自分ととても近い設定の夢で、現実の昨日の出来事にかなり近いことを夢で見ていた。そしてそこから、夢から目覚めるというかたちで、まったく違うもう一つの夢へととんだ。…

●新宿のジュンク堂に、福永信×佐々木敦のトークショーを聞きにゆく。その前の昼間に、朝早くから書いていた原稿が最後まで行った。勿論、まだ推敲が必要だが、とにかく最後までは行った。もう一つの仕事も、あと数日で終るだろう。普段、八王子の山の中(とい…

●水曜日はツタヤのレンタルが半額の日で、何本か借りたついでに、特になんという理由もなく、なんとなく目について「私を借りろ」と言っているように感じられたので「やりすぎコージー」のネイチャー・ジモンを特集したDVDを借りた。一日、原稿を書いたり読…

●昨日一日、ジョン・レノンの名前がどうしても思い出せなかった時、記憶喪失というのはきっとこんな感じなのだろうと感じられた。たんなるど忘れなのだが、本当に文字通り「ジョン・○○○」という感じで、「○」の部分が真っ白というか真っ暗で、知らないはずが…

●目先のことに追い立てられていたら、竹橋のヴィデオ展が終ってしまっていた。ようやくいい感じになってきた、今やっていることの集中を途切れさせたくはないので、外の様子まではまったく気が回っていなかった。しかしそれにしても、自分は一体何をやってい…

●昨日のことになるけど、いつも行く喫茶店にはおどろくほど客がいなかった。この店に、こんなに客がいないのは見たことがない、というくらい。閉店前二時間くらいは、完全に客がぼく一人になった。たった一人の客が、コーヒー一杯で長時間粘る自分であること…

●朝からずっと雨が降っていたようだったが、部屋にいて書き物をしている時、11時過ぎに、ウグイスの声で雨があがったのを知った。雨があがって最初に鳴くのがウグイスで、徐々に他の鳥の鳴き声も加わってにぎわってくる。と思ったら、それはつけっぱなしのテ…

●(絵を描く以外の)二つ並行してやっている仕事、今日はどちらもわりと進んだ。しかし、睡眠のリズムがぐちゃぐちゃ。三時間寝て、七時間起き、一時間寝て、四時間起き、二時間寝て、五時間起きてる、みたいな。これだと、足しても二十四時間にならないから、…

●いろいろとプレッシャー、いろいろと行き詰まり。遠くから聴こえてくる間接的なプレッシャーには慣れていない。気が散ることの多い、もやもやとした日々。経済的なことに限らず、様々なことがらを余裕なく自転車操業でまわしていると、ちょっとした(精神的…

●最近多少は、演劇とかダンスのようなパフォーマンスを観るようになったのだが、その時いつも気になっているのは、その行為(=作品)が、一体何に(誰に)向かってなされ、どこへと捧げられているのか、という点だ。パフォーマンスは、その時、その場でしか成立…

●今年は本当に5月がなかった。もう6月だが、天気予報では晴れると言っていたので今日くらいが最後のチャンスかと思っていたが、晴れといっても空は七割くらい雲で覆われていたし、風が粗く舞っていた。空気が湿っている。もう既に、いろんなところで紫陽花…

●昨日の日記を更新した後、テレビをつけてぼんやり観ていた。番組の途中から観たので詳しいことはよく分からないが、南米の話で、捕獲され人間に育てられていたメガネグマの子供を、なんとか野生に返そうということをやっていた。親は、人間に甘いものを与え…