2010-10-18から1日間の記事一覧

●『水死』(大江健三郎)を再読している。それにしても、小説は憶えられない。読んでいる時に確かに感じている感触や抵抗は、それから、三時間経ち、五時間経ち、八時間経つと、少しずつ薄れていってしまう。長い小説は、読んでいるうちに読み始めた頃のこと…