2012-08-24から1日間の記事一覧

●辰野登恵子の作品は、グリッドそのもの(グリッドの歪みや瓦解そのもの)をモチーフにしているように思われる。それは、対象ではなく空間こそがモチーフであるということだ。これは初期作品から現在まで一貫しているように思う。その点では、たとえば八十年前…