2014-08-05から1日間の記事一覧

●『O介』。大鋸一正の『緑ノ鳥』以来十四年ぶりの小説集。まだざっと一回読んだだけだけど、とても面白かった。97年に発表されたものから最新の書き下ろしまで七編が、「オー」というか「輪」というか「穴」という主題によってゆるく繋がっている。特に最初…