2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

●『ジ、エクストリーム、スキヤキ』(前田司郎)をDVDで。 出だしは、つまらないと思った。手垢のついた、日常系オフビートみたいな感じで、こういうのはもういいよ、と思い、なまじ、日常からのちょっとしたズレによって笑える小ネタを拾ってくる感じがとても…

●「E!」の、松野×上浦対談についてもうちょっと。 「抽象化」の話で、例として大腸菌が出てくることは重要なのではないかと思った。例えば、これが人の話になると、対象の同一性を構成するのは脳のこの部分のこのようなシステムで、自分自身の同一性を感じ…

●「E!」(http://www.eureka-project.jp/#!projects/c10d6)の、松野×上浦対談をさらに読んでいて、さっそく、昨日の日記の図が間違っていることに気付いた。でも、あせって図を訂正するより、もう一度読み直して、考えを組み立てなおしてみる。 ●まず、「記…

●ウェブマガジン「E!」に載っている松野孝一郎×上浦基の対談がすごく面白い。そして、すごく難しい。 http://www.eureka-project.jp/#!projects/c10d6 タイトルは「内部観測 The Origin」で、内部観測のオリジンにしてレジェンドである松野孝一郎に、上浦基…

●『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ』(ジム・ジャームッシュ)をDVDで観た。ジム・ジャームッシュがひとつ突き抜けた感じ。 映画を構成するイメージの隅々までが完璧にかっこよく、センスよく、うつくしい。そして演出の繊細さと冴え。まさに、オシャ…

●ロバート・グラスパー関係を探っていて、「Myron & The Works」というアルバムに行き当たった。2008年に出たもの。これはすばらしく好みな感じ。 https://www.youtube.com/watch?v=nWaYt7_i2QQ https://www.youtube.com/watch?v=bmrVFzXe2jA https://www.yo…

●これ面白そう。「エウレカ・プロジェクト」。内部観測関係。 http://www.eureka-project.jp/ ●『安堂ロイド』をDVDで六話まで観た。以下は、あくまで「六話まで」という限定された視点によってもたらされた感想。 逆向きの「シュタインズゲート」+シンギュ…

●恵比寿で、秘密の実験的集まり。今まで経験したことのないような頭の使い方を経験した感じ。とても面白いと思うので、上手くいけばいいと思う。 ●深夜アニメ。「極黒のブリュンヒルデ」の、12話になってからの(安っぽくて雑な)超展開にちょっと驚いた。作品…

●最終日なのでもう一回観ておこうと思い、BankArt Studio NYKの「かたちの発語」を観に横浜まで行った。三回目。 ●わからないということがわかるというのはとても重要なことなのだが、しかしそれはむつかしくて、人はしばしば、かんたんにわかったような気に…

●どうでもいい話かもしれないのだけど「春の庭」(柴崎友香)の舞台となるアパートは部屋に番号ではなく干支の名前がつけられていて、しかし、部屋は八つしかない。一階の四室が、亥、戌、酉、申、で、二階が、未、午、巳、辰、だから、卯、寅、丑、子、が失わ…

●柴崎友香「春の庭」(「文學界」6月号)を読んだ。面白かった。最後の方の、姉と弟の場面が、しみじみとよかった。 ●『寝ても覚めても』や『ドリーマーズ』などの「多重フレーム」物のまた新しい展開という感じだろうか。ある特定の人(視点)がいて、その人物…

●BankArt Studio NYKの「かたちの発語」展へ。二回目。今日ははじめから、『回想のヴィトゲンシュタイン』(岡崎乾二郎)をがっつり観る、という目的を決めて行った。三回観た。 ここのところずっと西川アサキさんの本を読んでいたせいもあるかもしれないけど…

●永瀬恭一さんに画像を提供していただけたので(自分で撮ったはずの画像は行方不明)、「works 古谷利裕」に、『「組立」 (永瀬恭一×古谷利裕) 2008年6月16日〜29日 masuii R.D.R gallery・埼玉(展示風景)』を追加することができしました。 https://note.mu/fu…

●池袋ジュンク堂の『魂のレイヤー』刊行記念イベントで、西川アサキさんとトーク。 トークでむつかしいのは、滑り出しと、話が停滞してきた時に、どの方向へ話を飛ばしてゆくのか、という二点だと最近気づいた。滑り出しがぎこちないのはある程度は仕方ない…

●「works 古谷利裕」に、「古谷利裕・展 2004年 1月26日〜2月7日 ギャラリー・アートポイント(東京)」を追加しました。これはぼくにとってけっこう転機となった展覧会で、下から三枚目の画像の(91×72.8㎝の)絵が、(一応、最近までつづいている)「plants」シ…

●『魂のレイヤー』(西川アサキ)の吉本論を、もう一度読んだ。この章は、この本のクライマックスにして自己言及であるような章だと思った。それにしても、ルーマン、(ポスト)オートポイエーシス、ガタリ、初音ミク、フォン・ノイマン、量子論などを対象に、様…

●「works 古谷利裕」に、「(未発表)水彩・ドローイング 2013年〜2014年」と、「Each Artist, Each Moment 2001 2001年4月2日〜5月12日 ギャラリーGAN・東京」を追加しました。 https://note.mu/furuyatoshihiro/m/mc2ed923be97d?view=list ●西川さんの吉本隆…

●「note」には、「マガジン」という、記事を編集してまとめる機能があって、それを使って「works 古谷利裕」というくくりをつくりました。これをみると2000年以降くらいからの、ぼくの絵画作品の流れが大雑把に分かる感じになっています(だんだん、キャンバ…

●お知らせ。明日、13日づけ、東京新聞、夕刊に、ギャラ―αMでやっている飯嶋桃代・展のレビューが掲載されます。 ●「note」に、2011年のアートプログラム青梅「山川の間で」に出品した作品の画像をアップしました。 https://note.mu/furuyatoshihiro/n/n9108c…

●「note」に、2006年にA-thingsで行ったドローイングの展覧会の画像をアップしました。この画像データはずっと行方不明だったのですが、最近、古いCD-Rに保存されているのを発見しました。 https://note.mu/furuyatoshihiro/n/n40276ba9d3e6 ●柄沢祐輔さんが…

●「note」に、かわさきIBM市民文化ギャラリーで2005年に行われた個展の図録の画像をアップしました。なお、この図録には早見尭さんによるテキストが掲載されているのですが、その部分はとりあえずカットしてあります。早見さんに連絡が取れて、了承していた…

●「note」に、下北沢の現代HEIGHTSで2010年の12月に行われた個展の画像をアップしました(クリックすると画像が大きくなります)。 https://note.mu/furuyatoshihiro/n/ncc4646ed1e1a ●追記。あと、2011年に青梅市立美術館で展示した時の図録のPDFが、下のリン…

●5月29日の日記の明晰夢の話で、「Physical Review Letters」に掲載された論文に書かれていたことだと書いたけど、そうではなく「Nature Neuroscience」の間違いではないかという指摘をメールでいただいた。 http://www.nature.com/neuro/journal/v17/n6/ful…

●銀座、なびす画廊で、杉浦大和展、阿佐ヶ谷、VISUALABで、只石博紀『季節の記憶(仮)』の上映を観る。 ●住んでいるところが都心から遠いと、都心に出るとその時点でもうけっこういい時間になっていて、見たいところを少ししかまわれなくて、また改めて出かけ…

●お知らせ。「群像」七月号に、柴崎友香『星よりひそかに』の書評(「わたし」たち)が掲載されています。 ●なんとなく「note」に登録してみた。いまのところコンテンツは写真と以前に書いた原稿。写真は、この日記で観るよりもちょっと大きいサイズで観られる…

●雨が降っている。梅雨にはいった。五月が終わってしまった。 ●リュック・ベッソンの、無茶苦茶ポストモダンな新作を観た、という夢を見た。荷台全体に美少女キャラがびっしり描きこまれたごつい痛車トラックで旅をしているアウトサイダー(ヴィンセント・ギ…

●バタバタしていたのがひと段落ついて、ようやく『魂のレイヤー』(西川アサキ)を読み始める。読み始めるのだけど、はじまってすぐの三章目に、リヴェットの『美しき諍い女』を「心身問題に関する教養番組」として(例えば、相対論をCGなどを使って解説する科…

●五月に撮った写真。その三。

●五月に撮った写真。その二。

●五月に撮った写真。その一。