2016-10-11から1日間の記事一覧

●今年の「新潮」新人賞に通った二つの小説がどちらもけっこうおもしろい。 特に「縫わんばならん」(古川真人)はかなりすばらしいと思う。最初の数行を読んだだけで「おっ、これは」となり、良い小説に違いないという直観が訪れる。ある意味、典型的な二十世…