2017-12-09から1日間の記事一覧

●「柳田国男論」で吉本隆明は、柳田の「旅人」としての視線を、風景の変化を(時間的に)鳥瞰し記録する機能をもつものとして書いている。 《ひとつの村里や町の内部に住み着いていても、人事の気配と一緒に変化してゆく景観は、いったん変わってしまうと、す…