2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

●U-NEXTで『20世紀ノスタルジア』(原将人・97年)を観ていた。前に観たのがいつだったか忘れたけど、VHSで観たはず。もっていた印象とはかなり違って、ベタによい青春映画だった。とてもよかった。 当時、広末涼子は、今でいうと誰とはいえないくらい特別に人…

●新しいパソコンのディスプレイの感じをみるために、何か映画を見ようと思って、U-NEXTでなんとなく『夢二』(鈴木清順)を選んで、観た。この映画は、公開された年(91年)に映画館で観てイマイチだと思ってそれ以来観ていないから、27年ぶりくらいに観たことに…

●昨日とうってかわって、今日は新しいパソコンの初期設定で一日が終わる。こういう作業は前の時のことを忘れた頃に必要になるから、経験が生かされないで、同じところで間違えたり、同じところでつっかえたり、同じところでわからなかったりする。なんか、前…

●ネットカフェへ行って昨日の日記をアップして、Gメールのアドレスの方のメールをチェックした。あとは一日、本の初校校閲。ネットに逃げようがないから、じっくりできる。 自分で書いたものを、縦書きで印刷されている状態で何度か読み返して、思っていたよ…

●一度起動しなくなってからやや復活したパソコンが、またまったく起動しなくなった。復活したといっても、音楽を聴いているとジリジリというノイズが混じったり、ネットをみていてもリンク先になかなか飛べなかったり、長時間使い続けているわけでもないのに…

●引用、メモ。浅倉光樹「〈構成的退隠〉から〈無世界〉へ」(「現代思想」10月臨時増刊号 特集マルクス・ガブリエル)より。 《(ガブリエルは)〈概念によって把握可能なものをそもそも可能にしているのが、それにもかかわらずそれ自体としては概念によっては把…

●引用、メモ。岡本源太「マルクス・ガブリエルと芸術の問題」(「現代思想」10月臨時増刊号 特集マルクス・ガブリエル)より。 《なぜ芸術は世界が存在しないことを示すのか。なぜ哲学は芸術を導きの糸とするのか。》 《以下、ガブリエルの芸術論に特徴的と思…

●昨日からのつづき。引用、メモ。清水高志「《意味の場》と神話」(「現代思想」10月臨時増刊号 特集マルクス・ガブリエル)より。 ●偶然性の必然性(メイヤスー)に対する、必然性の偶然性(ガブリエル)。 《あらかじめ全体構造を想定せず、つねにすでにそれが包…

●今日もパソコンは起動した。まったく起動しなかったあの一日はなんだったのか。このまま持ち直してくれるのかも、と考えるのは甘い見通しなのだろうか。 ●引用、メモ。清水高志「《意味の場》と神話」(「現代思想」10月臨時増刊号 特集マルクス・ガブリエル…

●まる一日放置しておいたパソコンの起動ボタンを試しに押してみたら、起動した。とりあえず、動いてくれているうちにできるだけのデータを別のメディアに保存しておくという作業に、一日を費やす。 前に、パソコンが壊れたと思った時には、挙動がおかしくな…

●パソコンが壊れたみたいで起動しない。二、三日前から、ちょっといやな感じだと思っていたのだけど、こんなに急に動かなくなるとは思わなかった。二つの原稿の、ゲラの戻しが済んだ直後でよかった。 スマホを持っていないので、パソコンが壊れるとネットと…

●本の初校ゲラの校閲作業。改めてまとめて読み返すと「自分の匂い」を強く感じて、ちょっとげんなりする。 あと、トーフビーツの動画を延々観ていた。ただ「名前は知っている」程度だったけど、一日でけっこう詳しくなった。 ●トーフビーツのMVはおもしろい…

●ネットフリックスで『デビルマン』、五話まで観た。実は三度目の挑戦で、一度目、二度目は、二話、三話で挫折した。今回は五話までいったけど、もうこれ以上は無理という感じ。 湯浅政明作品に対するアレルギーがずっとあるのだが、『夜明け告げるルーの歌…

●お知らせ。『半島論 文学とアートによる叛乱の地勢学』というアンソロジーに参加していています。この本は9月15日に発売の予定だったのですが、取次の都合で、流通にのるのは10月に入ってからになるそうです。アマゾンでは「一時的に在庫切れ、入荷時期は未…

●『ダーリン・イン・ザ・フランキス』、最後まで観た。90年代ガイナックスアニメどころか、ここ三十年くらいの様々なフィクションから様々な要素や細部をこれでもかという感じで抜き出して取ってきて、(一応、整合的であるといえる形で)組み合わせている感じ…

●本の初校ゲラが届いた。このまま予定通りにことが進めば、年末ギリギリ、クリスマスイブくらいに本が出ることになる。 (300ページくらいの本で、値段は、どうしてもちょっと高めになってしまう…) この本の一番の元になっているのは、西川アサキさんが早稲田…

●YouTubeで観て気になった、最近の若い日本の人のやっている音楽を忘れないようにメモとしてリンクしておく。 小学校の四年か五年くらいの頃にサザンオールスターズが「勝手にシンドバッド」を歌っていたのだけど、それから40年くらい経って、日本語がさらに…

●『ダーリン・イン・ザ・フランキス』をネットフリックスで観はじめた。まだ4話まで観ただけだけど、久しぶりに先が気になるアニメを観た、というか、アニメを観て久々におおっとなった感じ。 あからさまな下ネタ(性的な隠喩)の多用(しかもジェンダーバイア…

●ギャラリーαМの村瀬恭子、とてもよかった。実は実物を観るのははじめてで、実物を観てがっかりとかだったら嫌だなあと怖れていたのだけど、よかった。 ●何かの内側にいながら、同時にそれを外から見ている。例えば、水に浸かり流れに身を任せながら、流され…

●昨日からのつづき。『精読 アレント『全体主義の起源』』(牧野雅彦)、第四章「全体主義の成立」より、引用、メモ。(ア)は、アレントからの引用部分の孫引き。 ●第三節「体制としての全体主義」から。 ●運動体としての全体主義とその矛盾(の解消としての「二…

●引用、メモ。『精読 アレント『全体主義の起源』』(牧野雅彦)の、第四章「全体主義の成立」より。全体主義がヤバいのは、それと肯定的な別のものとを、根本的に区別することができない(そのための基準がない)という点にあると思われる。(ア)は、アレントか…

●ベクションの会議の時に西川さんから教えてもらったのだけど、カナダのイラストレーターが「千のプラトー」の概念を図示するドローイングを描いていて、これがとてもよくて、面白い。よく、作品(絵画)はたんなる概念のイラストレーションとは違うとか言うけ…

●今日の空。

●引用、メモ。『正統とは何か』(G.K.チェスタトン)、「四 おとぎの国の倫理学」より。 ●フィクション、驚嘆、魔法、反復。 《おとぎ話の魔法使いは言う---「角笛を吹けば怪物の城は落ちる。」その声音は科学者とはまるでちがう。この原因からこの結果が生ま…

●まとめて要約することで上から押さえつけようとする力にはつねにあらがわなければならない。 我々の生や認識が有限である以上、まとめ、要約することは不可避であり、必要不可欠でさえある。あらゆるものごとに直接触れることはできない。それがなければお…

●「レトロ未来」(「表象・メディア研究」第5号所収)と「共存と時間の流れ」(「ベルクソン『物質と記憶』を解剖する」所収)を読み返していた。この二つと、「思想」のヴィヴェイロス特集に載っていた論考(「スーパータイム」)をつきあわせることで、エリー・…

●ポストモダンの哲学と、新しい実在論と言われている流れ(傾向)との違いのわかりやすい指標として、ニーチェという存在があるのではないかと思った。ポストモダンの哲学はおおむね親ニーチェ的であり、新しい実在論はおおむね反ニーチェ的である、のではない…

●夏のような、秋のような、天気だった。

●八月に撮った写真、その二。

●八月に撮った写真。その一。