2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2023/05/31

⚫︎関田育子すごいな。これは圧倒的だった。なんというのか、野田高梧が書いた脚本をパラジャーノフが演出したみたいな時空が成立している。 かながわ短編演劇アワード2023短編演劇コンペティション大賞作品「関田育子『micro wave』」 - YouTube ぼくは、今…

2023/05/30

⚫︎『水星の魔女』、19話(プロローグを含めると20話め)。ここへ来ての、地球寮の中でのティルの存在感。ティルは元々、重要なところでちょこんとゴールを決めるような地味に良い動きをしていたのだけど、そういう小さい細部の積み重ねが、ここでじわっと効い…

2023/05/29

⚫︎夢。外から帰ってきた母親が、台所仕事をしながら、唐突に涙を流し、誰かに何かを言われたのか、そこまで言うことはないじゃないかと憤慨している。しかしその母の顔を見ると、ぼくが知っている(夢の外の現実に存在している)母とは似ても似つかない別人の…

2023/05/28

⚫︎一昨日の日記の写真に映っている「クレメント・グリーンバーグの美術批評―「コンセプション」について」(鈴木真紀)は、グリーンバーグの仕事や主張を知るにはとても良いテキストなのだけど(これを読めば大体分かる、と言っていいのではないか、これ以上に…

2023/05/27

⚫︎下の写真は図書館で借りた本だが、今月は本を読んでいる余裕がなかったので(それは前もって分かっていたことなのだが…)、読まないでそのまま返すことになりそう。スティグレールの本はインタビューで、インタビュアーがエリー・デューリングだったから借り…

2023/05/26

⚫︎大変な二ヶ月もそろそろ終わろうとしている。途中で放置状態になってしまっている『Art and Objects』(グレアム・ハーマン)の続きを読み始めたいが、いったん別のモードになった頭を切り替えて、再開できる状態に持っていくためのウォーミングアップが必要…

2023/05/25

⚫︎『水星の魔女』、18話(プロローグを含めると19話目)。「ウテナ」の黒薔薇編みたいな懺悔室が出てきたけど(マルタンが懺悔している)、あれはなんなのだろうか。 今回は主に、地球寮の友情と結束(しかしマルタンが不安定要素)、ミオリネの決断(しかし、ほぼ…

2023/05/24

⚫︎昨日まで三日分つづけてアップした「文房具絵画」についてちょっと解説。作品はどれも「形」としては下の四つの形だけで構成されています。二つの正方形を二つに千切ってできた四つのパターンです。単純に、色の異なる何枚かの色紙を、重ねて同時に手で千…

2023/05/23

⚫︎一昨日からつづく、「文房具絵画」(2023年)。使用したもの。コピー用紙A4、クリアホルダー A4、いろがみ。 エプソンのスキャナーGT-S650にてスキャンする。 (糊づけなし。クリアホルダーに挟んで状態を保持し、スキャンしてデータをとった後、解体される。)…

2023/05/22

⚫︎昨日につづき「文房具絵画」(2023年)。使用したもの。コピー用紙A4、クリアホルダー A4、いろがみ。 エプソンのスキャナーGT-S650にてスキャンする。 (糊づけなし。クリアホルダーに挟んで状態を保持し、スキャンしてデータをとった後、解体される。) ⚫︎裏…

2023/05/21

⚫︎「文房具絵画」(2023年)。使用したもの。コピー用紙A4、クリアホルダー A4、いろがみ。 エプソンのスキャナーGT-S650にてスキャンする。 (糊づけなし。クリアホルダーに挟んで状態を保持し、スキャンしてデータをとった後、解体される。) ⚫︎裏。

2023/05/20

⚫︎不意に思い出してThe Poguesを聴く。80年代終わり、浪人時代に好きだった。 The Pogues - If I Should Fall From Grace With God - YouTube Thousands Are Sailing - YouTube Medley: The Recruiting Sergeant / The Rocky Road to Dublin / Galway Races …

2023/05/19

⚫︎ブルーチーズと酒盗を一緒に口に入れる。そして芋焼酎。焼酎はロックだが氷が溶けていい感じにマイルドになっている。とても良いが塩分多すぎなのでちょっとだけ。濃厚なものはちょっとで充分。

2023/05/18

⚫︎ブルーチーズと芋焼酎。とても合う。臭いものと臭いもの。酒好きはなんでこんなに臭いものが好きなのか。

2023/05/17

⚫︎本当にどうでもいいことだが、「バブリーダンス」にはちょっと違和感がある。「ダンシング・ヒーロー」も「ジュリアナ東京」も90年代で、すでにバブルは崩壊した後のことだ。80年代にも、ボディコンやお立ち台はあり、田中美奈子がマハラジャで毎晩のよう…

2023/05/16

⚫︎「彼の身体の動きはどこまでも単調で歯車のように永遠と一定だった」というような文を読んで、えっ、となって目が止まった(事情により、オリジナルから改変してあります)。 例えば、美味しいものに対して「永遠に食べられる」みたいに、「永遠」をすごく軽…

2023/05/15

⚫︎こんな動画を見つけた。 ICHIGO RINAHAMU (苺りなはむ) - BIOGRAFIA ANTI-IDOL #2 - YouTube アイドル界隈の人で、すごく話を聞いてみたい人の一人が「苺りなはむ」で、日本のインディペンデントアイドル史の内側からの生き証人みたいな人だと思うのだけど…

2023/05/14

⚫︎夢。学校の課題で、スポーツジムで水泳をしなければならない。プールで適当にダラダラ泳いでいればいいと思っていたが、指定の施設に行ってみると、広大なスペースに、(プールというより)たくさんの、様々な種類の水泳シュミレーターみたいな装置があって…

2023/05/13

⚫︎たとえば、グリーンバーグに批判されるべき点が多々あるというのは分かるし、批判されるべき点は批判されるべきだが、しかしそれでもグリーンバーグが偉いのは、ポロックが無名の時点で「ポロックはすごい」と言ったことだ。目利きというのは、たんに権威…

2023/05/12

⚫︎ジャンケンは、後から出せば必ず勝つ、ということを、最近考える。 現代における「認識の進化」が確実にあるとする。その、新しい認識によって、過去に関する評価が変化する。これは当然のことだ。「新しいもの」というのは、現在や未来を変えるだけでなく…

2023/05/11

(昨日の日記の言い直し。) ⚫︎『水星の魔女』で、社会改革を実現しようとするシャディクには、あるべき社会の明確なヴィジョンと、そこに至るための詳細な道筋(策略)があり、そしてそれを実行し得る力がある。ただし、彼の考える改革は、将棋の盤面上で限られ…

2023/05/10

⚫︎『水星の魔女』17話(実質18話)、第二期の入ってから毎回しびれる展開だ。 ベネリットグループの総裁選は、とりあえず、格差と分断の是正を目指す社会改革派であるシャディク-ペイル社連合と、私的動機派である、プロスペラ-ミオリネ-グエル連合(プロスペラ…

2023/05/09

⚫︎昨日のつづきというか、耳馴染みのいいメロディが様々な文脈を跨いで転用されていくというのはよくあることだけど、それにしても「東京節」のメロディの汎用性と耐久性の高さはすごいと思う(エリー・デューリングの言うプロトタイプ的な)。 面白いのは、「…

2023/05/08

⚫︎普段、全くテレビを観ないので知らなかったのだが、CMから「東京節」のメロディが聞こえてきて、このメロディはまだ現役なのかと、その息の長さに驚いた。 森七菜、スナックサンドを無邪気に頬張る! お馴染みのCMソングも歌唱 フジパン「スナックサンド」…

2023/05/07

⚫︎二時間の映画を一本観ている余裕はないが、三十分のアニメなら観られる。本をガッツリ読む余裕はないが、下のような動画を寝る前に一本ずつぼんやり見るくらいはできる。ヘーゲル、さすがに面白い。 ヘーゲル「精神現象学」#0 概要【哲学】 - YouTube ヘー…

2023/05/06

⚫︎おそらく、承認欲求を手軽に満たす方法は、人の嫌がることをすることだろう。人を喜ばせたり、感動させたりすることは難しいが、人の嫌がることをするのはそれほど難しくはない。自分の言動で、人が露骨に嫌な顔をしたり、怒ったりするということは、自分…

2023/05/05

⚫︎マティスを観に行きたいけど五月中は無理だ。しかし、五月は窓を開けているだけで気持ちがいい。 ⚫︎集中して何かをしていると、気づいた時にいきなり尿意がマックスだったりする。集中している時はそれ以外の情報を全てカットしているからそうなる。ぼくは…

2023/05/04

⚫︎おにぎりを握っている夢をみた。教室のようなところで、4、5人で長机を囲んで。最初に作った(最初の炊飯釜のご飯の)塩昆布のおにぎりはうまく握れたが、次に作った(二番目の炊飯釜のご飯の)焼きシャケのおにぎりは、ご飯がぺちゃっと柔らか過ぎてうまく形…

2023/05/03

⚫︎『水星の魔女』、第十六話(プロローグも含めると実質的には第十七話)。これまでバラバラに散っていたさまざまな要素が、ギュッと一箇所に集まってきて、この先、物語が新しいステージに入っていって、クライマックスを迎えるのだろう。きたきたきた、とい…

2023/05/02

⚫︎竹内まりやの「September」はわりと好きなのだが、竹内まりやが作った曲ではないということを今更知った。林哲司・松本隆の曲。林哲司は、シティ・ポップ再評価の中心曲の一つである「真夜中のドア」を作った人でもある。原田知世の「天国に一番近い島」も…