2019-06-12

●吉本隆明の「虚喩」という考え方がすごく面白い。講演「喩としての聖書――マルコ伝」より。 https://www.1101.com/yoshimoto_voice/speech/text-a041.html ●まずここで、聖書における「奇跡」というのは、理解の出来ない暗喩のことなのだと言っている。 《奇…

2019-06-11

●『さらざんまい』、第九話。六話までの前半が、主に、穴と管(肛門と直腸)、吸引というイメージに主導されていたのに対し、七話以降の後半では、突起物と管(男性器)、発射というイメージが台頭してきている(拳銃というアイテムが頻出し、そこから頻繁に弾が…

2019-06-10

●以下は、『身体(ことば)と言葉(からだ)』(山縣太一+大谷能生)からの引用。 《生きて死ぬぼくたちの生活は、一度切りの出来事なのです。》 《演劇とは---もしかするとあらゆる芸術がそうなのかもしれませんが---このような、ぼくたちの一回性に対抗するため…

2019-06-09

●イベントが終了して、ここ二ヶ月くらいつづいていた例外的な忙しさ(あくまでも自分にとっては、という程度のものだが)が終わった。 気が抜けて疲れが出たのか、一日中眠っていた。 夜になって、とにかくスッキリするものが観たいと思い、U-NEXTで『ガールズ…

2019-06-08

●RYOZAN PARK巣鴨で、『虚構世界はなぜ必要か?』刊行イベント《「虚構」と「制作」》。 上妻さんのツッコミのおかげで、普段の自分からはあまり出てこないものがけっこう出てきたと思う(自分にとっても新鮮なことだった)。そういう意味で、少なくともぼくに…

2019-06-07

●いつでもどこでも、常に(人間との)コミュニケーションを求められるのは辛い。 (人間とのコミュニケーションが嫌なのではなく---そもそもそこから逃れられはしない---「人間しかいない(コミュニケーションしかない)」場所は辛い。) 人間関係とは違う、あるい…

2019-06-06

●お知らせ。6月7日発売の「新潮」7月号に、「ものごころと蜘蛛の巣/三国美千子「いかれころ」論」が掲載されています。 (「いかれころ」は六月末の発売みたいで、本がまだ出ていないのだけど。) https://www.shinchosha.co.jp/magazine/shincho/ ●おお、U-NE…

2019-06-05

●「豪の部屋」に出ていたPANTAが、最後の方でちらっと橋本治の通夜の話をしていた。 パンタ(PANTA)という固有名を知ったのは、橋本治の『秘本世界生玉子』によってだった。でも、実際にパンタや頭脳警察を聴いたことは一度もない。その「名」だけが頭に今ま…

2019-06-04

●引用、メモ。上妻世海「森の言葉 序説 全てのひそひそ話のために」(「たぐい」vol.1)より。 《これは「制作へ」のなかで「蝶番」という概念として主題化したものである。例えば、狩りの時、僕たちは獲物の視点から自らを見ることで、翻って、自らの行動をい…

2019-06-03

●『虚構世界はなぜ必要か?』を読み返していた。 この本の一番の元になった講義を行った2013年の冬頃は、カーツワイル『ポストヒューマン誕生』(この本は現在では『シンギュラリティは近い』というタイトルになっている)やストロス『アッチェレランド』などを…

2019-06-02

●五月に撮った写真。

2019-06-01

●ずっと束縛されていた用事がなんとか終わった。あとは、これを送り返せばよい。 ●前に清水高志さんが「南方熊楠が、夢は見ている人の正面に見えるが、幽霊は垂直に立っていると言っている」と言ってたけど、ここで「夢」というのは(小鷹研理さんが研究して…

2019-05-31

●『さらざんまい』、第8話。今回はバンクシーンがまったくなかった。 ●前半では、玉を吸引する管であった玲央の拳銃が、反転して、弾を撃ち出す筒になっている。 ●一稀が捨て、それを春河が拾って、燕太を介して一稀に回帰したミサンガは、もともと悠のもの…

2019-05-30

●余裕がないので、トイレのなかではじめの方をちらっと読んだだけなのだが、『身体(ことば)と言葉(からだ)』(山縣太一+大谷能生)におもしろいことが書いてあったので、メモしておく。 《オフィスマウンテンでは、たとえば、ワークショップやはじめての稽古…

2019-05-29

●sora tob sakana、本当に三人になってしまったのだな。四人での完成度がとても高かっただけに、一人抜けるのはやはり痛い。 190526 sora tob sakana https://www.youtube.com/watch?v=ZqIl45cQHl4 アイドルの面白さの重要な点の一つに「(大人に)やらされて…

2019-05-28

●用事でいっぱいいっぱいで、最近この日記に意味のあることをほとんど書き込んでいない気がする。 ●『虚構世界はなぜ必要か?』の刊行イベント《「虚構」と「制作」》(6月8日・RYOZAN PARK巣鴨)について。 https://www.facebook.com/events/600519313800983/ …

2019-05-27

●今日、そこで。

2019-05-26

●アマゾンで、『虚構世界はなぜ必要か?』が品切れになっているみたいで、中古の本に五千円以上の値段がついてしまっている。 (定価は2800円+税なので、買う人はアマゾン以外で買ってください。) ●noteに、『ハレルヤ』(保坂和志)の書評(「おとぎ話が跳ねる…

2019-05-25

●用事にかかりきりの状態がつづいていてつらい。ようやく終わりがみえてきたが、気を抜いている余裕はない。 ●下の記事の動画をみると、「モナリザ」は動かしてはいけないのだということが、よく分かる。 モナリザが眉をひそめる、機械学習が昔の絵画や写真…

2019-05-24

●『さらざんまい』、第7話。6話で最初の段落が終わって、あたらしい段落がはじまった。中間点を過ぎてくるっと裏返った感じ。 ●前半は一稀のエピソードが主軸としてあり、第二主題みたいに悠のエピソードが対抗となっていたけど、燕太は媒介的な存在で、一稀…

2019-05-23

●誕生日だった。が、忙しい。 ●6月8日の『虚構世界はなぜ必要か?』の刊行イベント《「虚構」と「制作」》について少しだけ書きます。 https://www.facebook.com/events/600519313800983/ 『虚構世界はなぜ必要か?』という本では「制作」という次元については…

2019-05-22

●原稿、締め切りまでになんとか書けた。でも、一息ついている余裕がない。来月の頭までにやり切らなければならないことがある。 ●ここのところ、初期YMOにはまっていて、YouTubeで79年、80年のワールドツアーの音源を探していろいろ聴いたりしていたのだが、…

2019-05-21

●今週は、「豪の部屋」や「火曜The NIGHT」を観る時間の余裕もない(だが、後からネットで観る)。 ●『虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察』の「はしがき」の部分は、本の発売前にこの日記に転載しましたが、6月8日(土)の刊行記念イベントにあわせて「…

2019-05-20

●お酒を呑みたいという気持ちが強くあったのだが、「酔っ払っている時間」の余裕がないので、ノンアルコールビールで妥協して「酒を呑んだ」という気分だけでごまかすという、「酒好きとしてそれだけは絶対にやってはいけない」と今まで堅く自分に禁じていた…

2019-05-19

●余裕がなくてあっぷあっぷしている状態なのに、締め切りが直近の急な原稿の依頼をひとつ受けてしまった。普通に考えれば無理なのだが、ぜひ書きたい題材だったので書くことにした。

2019-05-18

●お知らせ。来月ですが、6月8日(土)に巣鴨で、上妻世海さんに対話の相手をしていただいて、『虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察』の刊行記念のトークを行います。 虚構と制作 〜「虚構世界はなぜ必要か?」刊行記念イベント〜 https://www.facebook.c…

2019-05-17

●『さらざんまい』、第六話をU-NEXTで。 ●尻子玉というのは、他から個を隔てている「秘密」を守る殻であると同時に、他者や世界とのつながりを保証する媒体でもあるという意味で、両義的なオブジェクトであるようだ。 「欲望」というのはそもそもそういうも…

2019-05-16

●余裕がないなか「いかれころ」(三国美千子)を改めて読み返した。たいへん面白かった。掲載されている「新潮」の表紙に180枚と書いてあるのをみて「そんなに短かったのか」と驚いた。みっしりと濃厚に中身が詰まっているから、それなりのボリュームの小説…

2019-05-15

●三国美千子「いかれころ」(「新潮」2018年11月号)が三島賞を受賞した。すばらしい。これはたいへんすばらしい小説なので、この機会に多くの人に読まれることになればいいと思う。 過去にこの日記に書いた「いかれころ」の感想。 https://furuyatoshihiro.…

2019-05-14

●今日、そこで。