2023/01/05

●ゴダールの『勝手に逃げろ/人生』をDVDで。久々に観られてよかった。昨年、ゴダールが亡くなったことを知った時にも、ゴダールの作品を改めて観直そうという気持ちにはあまりならなかった。正直、近年はゴダールから関心が離れ気味だった。3D映画はすごいと…

2023/01/04

●『JLG/自画像』と『フレディ・ビュアシュへの手紙』を観た勢いで、『パッション』をDVDで久々に観た。ゴダールは常に騒々しくて落ち着きがなく、ガチャガゃしている。美しい音楽は気に障る騒音でしばしばかき消される。人々は騒がしく入り乱れ、その人々の…

2023/01/03

●大学での講義のために、『この世界のさらにいくつもの片隅に』をNetflixで観直していて、日付字幕について新たな発見したをした。この映画は「8年12月」という字幕から始まり、「10年8月」「13年12月」と進んでいく。そして次の「18年3月」で、戦争が始まる…

2023/01/02

●今年最初の買い物として、ブルーレイ・ドライブを買い直した。27インチのiMacの綺麗なモニターでDVDが観たいという気持ちを抑えきれなかった。安価なものだが、Macとの相性や評判などを、ネットで少し調べてから決めた。 テストとして、ゴダールの『JLG/自…

2023/01/01

●十二月の末から一月半ばにかけての短い期間に、人前に出て話す機会が四回もある(一つはすでに終わっているが)。トークイベントが三つと、もう一つは大学での講義。ここ数年はすっかり引きこもりモードにあったが、今年は徐々に外に出ていく感じになるだろう…

2022/12/31

●大晦日の夜から元旦にかけて聴いていたCD。 ●『不穏な熱帯』(里見龍樹)を読み始める。第一部「他者」を読んだ。以下は要約的なメモ。 人類学には過去四十年くらいの間に、古典的人類学を揺るがす転回が二度あった。一つは八十年代から九十年代に起こった「…

2022/12/30

●CDを聴いていた(90年代ノスタルジー)。 ●メモ。柄沢祐輔による磯崎新。 ekrits.jp 《「プロセス・プランニング論」において、磯崎新は動的に変化を遂げてゆく流動的なプロセスを提示し、その動的なあり方とダイナミズムを内包しつつ、最後にその動的で流動…

2022/12/29

●プライムビデオで『五つ数えれば君の夢』(山戸結希)。この映画、すごく好きなんだ。お話も人物も紋切り型なのだが、紋切り型をひどく拗らせている感じ。初めて観た頃には、東京女子流のことをほとんど知らなかったのだが、顔と名前が一致して、大雑把に個々…

2022/12/28

●「水星の魔女」。前回から、一話完結性の高かった「決闘フォーマット」を完全に離れて、話が大きく動き出した。主人公の母は、相変わらず娘に対しては「完璧な母」だが、その行動はますます怪しみが深くなってきた。この「ねじれ」こそがこの物語のキーとな…

2022/12/27

●「火曜The NIGHT」最終回。演者がすごく楽しそうだった。 この番組を長くずっと観ていて、ぼくの思う三大事故は、「鶯籠」「バナモン」「野呂佳代」だと思っているのだが、最終回でこの三つの話題の全てにちゃんと触れられていたがすごい(野呂佳代について…

2022/12/26

●富士山がデカい。

2022/12/25

●「にわのすなば」のパンフレットにはおまけとして脚本がついてくる。普段、脚本を読むという習慣がないからなおさらそう感じるのかもしれないが、脚本というもののもつやけにのっぺりとした表情に戸惑いを感じる。そして、この「のっぺりとしたもの」から、…

2022/12/24

●『にわのすなば GARDEN SANDBOX』を最初に観た時、釣り人ニノミヤ(遠山純生)が出てきた場面で、強烈な既視感に近い感覚で『スリップ』の沖島勲と『ring my bell』の植岡喜晴が想起された。 というわけで、『ring my bell』(鎮西尚一)をDVDで久々に観た。面…

2022/12/23

●『火山のもとで』(ジョン・ヒューストン)。観ることのできないVHSを、黒川幸則さんがデータ化してくれたので観られた。日記を検索すると、前にこの映画を観たのは2005年で、17年前だ。マルコム・ラウリーの小説は未だ読んでいない。 この物語には、妻の不貞…

2022/12/22

●『にわのすなば GARDEN SANDBOX』をスクリーンで観て、改めて思うことがいくつかあり、それについてはトークで話したが、言いそびれたことを一つ。ヨシノさんにかんして、ああ、この人は危ういな、と強く感じた。 主役のサカグチにはある種の強さが感じられ…

2022/12/21

●ポレポレ東中野で『にわのすなば GARDEN SANDBOX』を観て、その後、黒川幸則監督とトーク。 この話をしようと準備して行ったのは「盲点」を感じさせるような映画だということ。盲点とは、眼底にある視細胞のない部分。我々は、視界のその部分に当たる場所が…

2022/12/20

●「火曜The NIGHT」で吉田豪が推していたカノサレの曲がとてもよかった。良いユニゾン感。 ベランダにて - YouTube カノサレでは、メンバーの畠山英莉のギター弾き語りも良い。 すこしだけやさしく/薬師丸ひろ子 ギター弾語り(Cover えりwithトワイライト・…

2022/12/19

(昨日のちょっとした補足) ●我々がある程度は排他的であらざるを得ないのは、資源が有限だからだろう。もし仮に、資源が無限にあり、相容れない者たちを完璧に隔てるゾーイングが可能なだけの空間の広がりがあるならは、どこまでも際限なく寛容に多様性を受…

2022/12/18

●地下アイドルの世界のいいところは、M-1も芥川賞も総選挙もないところだと思う。 コンクールや賞や順位づけ(点数づけ)は、プロモーションの方法としてとてもわかりやすくて、話題にも乗りやすく、関心もひきやすく、効率も良いので、ついつい安易にそういう…

2022/12/17

●iMacにはディスクドライブがついていなくて、安く買ったブルーレイドライブが不良品で、DVDが観られないと思っていたが、テキストを書くためだけに使っている、中古の古い古い東芝のノートパソコンならディスクドライブがついているから、DVDが観られること…

2022/12/16

●U-NEXTで、『スキャンティードール 脱ぎたての香り』(水谷俊之)を観る。この映画を観るのは三十六年ぶりくらいのはずだが、今観てもちゃんと面白くてホッとした。前に観たのは浪人時代で、予備校のあった横浜の映画館で観て、こんなに面白いピンク映画があ…

2022/12/15

●アマゾンで本を探しているときに、「涼宮ハルヒの直感」というタイトルが出てきて、まさかと思ったが、クリックして、2020年にハルヒ・シリーズの新作が出ていたことを知った。 この「直感」の前が2011年の「驚愕」で、さらに一つ前が2007年の「分裂」なの…

2022/12/14

●Amazonのプライムビデオに「『スパイの妻』公開記念 黒沢清監督 ティーチイン・セミナー」という動画があったので、なんとなく観ていた。 二人の人物の対話を切り返しで撮るときの話で、切り返しというのは(映画独自の)強烈な表現なので、一本の映画の中で…

2022/12/13

●良いニュースと悪いニュースがあった。 ●とても明るいニュース。これが本当に成功しているのだとすると、世界が変わるような大きな出来事だ。 gigazine.net www.bloomberg.co.jp 化石燃料を燃やす必要がなくなり、石油やガスの産出国の事情や思惑に左右され…

2022/12/12

●「ドンブラザーズ」、40話まで。ここにきてようやく、話の本筋が動き出した感じ。このシリーズにおいてシリアスな要素は、ほぼ、一人の女性に二人の男性(一人の女性に不連続な二つの人格)という「愛情関係における相容れなさ(原理的に解消不能な矛盾)」だけ…

2022/12/11

●お知らせ。ポレポレ東中野で上映中の映画『にわのすなば GARDEN SANDBOX』の、12月21日の上映後に、監督の黒川幸則さんとトークをします。 pole2.co.jp ●買った本と、頂いた本(装丁に連続性が…)。

2022/12/10

●今年はまだ一度も暖房をつけていない。暖房どころか、日の出ている昼間には窓を開けている。痩せ我慢マウントをとりたいわけではない(神奈川の南西部は温暖だ)。部屋の中でも厚着だが、厚着さえしていればまだそんなに寒くない。だが、水(水道水)はとても冷…

2022/12/09

●吉田喜重は、いわゆるシネフィルから大変に尊敬されている映画作家だけど、そうであるにもかかわらず、あの特異なフレーミングと特異なモンタージュをガッツリと分析した批評を見たことがないように思う(知らないだけ?、アカデミズムにはあるのか?、あるい…

2022/12/08

●持っているけど再生できないVHSソフトたち(一部)。別のものを探していたら出てきた。VHSの再生機はあるのだが、再生機から繋げられる、アナログ端子のあるモニター(テレビ)がない。 (ジョン・ヒューストンの『火山のもとで』、すごく観たいのだが、VHS以外…

2022/12/07

●「水星の魔女」、展開が読めず、とても面白いのだが、どのくらい続くのだろうか。すごく大きな広がりを持つ物語になりそうな構えなのだが、その一方で、大きく広がりそうな要素を、一話完結的にシュッと収束させるために「決闘」システムが機能しているよう…