●三次元空間を、よりコンパクトな三次元空間のなかに(折り紙のように)折りたたむ、VRの技術。「中国科学技術大学、通路が連続するVR空間において狭い物理空間で大規模な仮想空間を歩行できる新手法を論文にて発表。分割統治法を用いた折り曲げ方」(Seamless)
http://shiropen.com/2017/12/15/30551
これで、折り畳まれる三次元空間がもっと迷宮化するというか、小鷹研のVRみたいに反転や交錯が仕組まれていたりすると面白くなりそう(というか、ぼくは自分の「小説」でそういうことをやっているつもりなのだけど)。
●たとえば、下の動画のような空間を、その内部に入り込んで、自分の意志で分岐を選択しつつ、自分で歩いている(能動的に移動している)という感覚をもちながら移動できるというようなVR空間をつくることが可能になれば、面白いと思うのだが。ジョルジュ・シュヴィツゲベル『Romance』(YouTube)。
(このような空間のなかで、わたしとあなた、こことそことは、移行し、並立され、混じりあい、反転し、包みかつ包み込まれ、交換されたりする)
https://www.youtube.com/watch?v=AEgPe1jE3dY