11/18(木)
朝、家に帰ると、仕掛けておいたネズミ吸着シートに、小さな子ネズミが7匹もまとめて掛かって、そのまま死んでいた。これじゃあ、昨日の晩は、やたらとピーピーうるさかっただろう。両隣りのお兄ちゃんたち、ご免なさい。子ネズミたちの断末魔の声を一晩中聞かせてしまったかもしれない。きのうの日記を書いて、アップ。すこし眠って、午後から制作。
油絵具の使い方をすこしづつだけど、体得しつつある感じ。いわゆる油絵的なものとは違ったやりかたで。3、4年前に油絵具で描いていたころとは、油絵具、というものに対するアプローチのしかたが全然違ってきている、なんて内心思って調子にのってたら、技術的なトラブル、本当に、技術的な、としか言い様のないトラブルが続出する。参った。油絵具って奴は本当に厄介な奴で、少しでもこちら側に引き付けて使おうとすると、とたんにこういう反撃に出てくる。
油絵具の強いてくる制作のリズムと、ぼく自身の生理的な制作のリズム感が、基本的に食い違っているのか。それともただ技術的な勉強不足なのか。それにどうしても油絵具のあの表面の光沢が気に入らない。でも、セザンヌマティスの絵には、こんな光沢は出てないぞ。いったい何が違うのか ? 困った。先が見えない。前途多難。かなり深刻。
十時過ぎに帰宅。夜になって一段と冷えてきた。この電気ストーブのニクロム線がやたらと赤いぞ、大丈夫なのか。