『お知らせ』
色々な事情によって、来年の展覧会の日程が変更になりました。
2000年、3月6日から11日まで。
東京都中央区銀座1-10-19 銀座一ビル3F ギャラリー現
です。
よろしくお願いします。
夜中から朝にかけての時間。トルコのアレウィーというイスラム神秘主義教団の秘儀のCD、シナウィという韓国のシャーマン音楽のCD、チベットのお経のCD、を、ぼけーっと聴いている。そろそろ朝になるという頃には、カン・テイファンのサックス・ソロ。こんな一日の始まりでいいのか ? 。
マルグリット・デュラスの引用。
「 労働することは、予想もつかないもの、明白なものがやって来れるように空白をつくること。放棄する、それからまたつかまえる、後戻りする、放棄したことに対しても慰められない、そのままにしておいたことに対しても慰められないでいること。自己をきれいに片付けちゃうこと。そして、ときどきは、そうね、書くことでもあるわね。みんな、自己自身から引きこもるあの瞬間、誰もが隠し持っているあの自己自身に対する無名性を求めているのよ。そこでしているのが何なのか分らないのだけどね。何も知らないのだけどね。 」
6時前に、東へ向かってチャリンコを走らす。今日は今までにないくらい冷えているし、なかなか明るくならない。空はとても濃い青で深い透明感がある。東の地平線近くは、やや明るく、うす青い色がのぞく。誰もいない暗い坂道を、ジグザグに立ち漕ぎで登って行く。
帰ってきて、リー・コニッツボサ・ノヴァ。コーヒー飲みながら。ようやく明るくなってくる。しかし空は重たい雲で覆われている。朝の細々とした支度をしながら、景気付けに、マイルスの「 ジャック・ジョンソン 」。
年末も、なんだかんだ、ごちゃごちゃと忙しくなりそう。でも、何とか時間をつくって、あと何回がは、「 大いなる幻影 」を見にいきたい。この作品については、考えることが山ほどある。
今日はとても体調が悪い。別に風邪をひいてるわけじゃない。ただ、疲れているだけ。ただ、ただ、だるい。これからまた、ごちゃごちゃすると思うと、さらに疲れが増す。
展覧会が、二週間先に延びたこともあるので、今日は午後じゅう寝てることにした。今のうちに休んどかないと。
子守歌は、70年代初めのスティービー・ワンダー三部作。聴きながら、うとうと眠ったり、目覚めたり、で、もう、夜。でも、あまり疲れはとれてない。