昨日、とても久しぶりで飲んだので、へろへろ。なんか、だんだんアルコール類が好きでなくなってきてるのかも。いや、アルコールは好きなのだけど、酔っている状態が好きじゃないのか。酔う、というのはつまり、色々な感覚を麻痺させる、ということで、麻痺しているから、見るべきものを見ないですませられる、それで何となく気が大きくなったりする訳だ。まあ、理性が後退する分、普段自分を縛っているものから、多少解放されたりはするのだけど。でも、本当はそんな方法で解放されてもあまり意味はなくて、そういうことは、もっと自覚的になされなければ・・なんて、カッコつけすぎか。
要は、齢くって、アルコールという異物が体内に与える影響に耐える体力がなくなってきた、ということと、無駄に浪費するほどの過剰なエネルギー(や時間)がなくなった、ってことでしかないんでしょうけど、きっと。人生において、ある過剰な時期が終わってしまったってことですね。♪知らない間にぼくらは/真夏の午後を通り抜け/闇を背負ってしまったーぁっ。(スガシカオ『黄金の月』) 涙。
二日酔いの頭痛と胸のむかつきを抱えたまま買い物。踏み切りの脇に、アカマンマ。
夜になると、ぐーっと冷える。寒い寒い寒い。空には真ん丸の月。でも、よく見ると満月じゃないのか。ちょっとだけ欠けてるかも。まだ少し胃がむかついている。なのに、安物の胸焼けするレトルトのカレーとか食ってる。でも、あったまる。向こうの方まで点々と続いている街灯の光。猫の姿が見えない。