●昨日に引き続き、体調不良で、午前中いっぱいはずっと横になっていて、何も出来ない状態。午後になって多少回復してきたので、おかゆをつくって(炊飯器の「おかゆモード」を使ったのは何年ぶりだろうか)、ほぼ丸二日ぶりに、固形物を身体のなかに入れた。たんに軽く塩をふりかけただけのおかゆを口にはこびながら、「食べる」という行為を、ものすごく新鮮に感じだのだった。(舌が味を感じたとたんに、いままで食欲が全くなかったのに、それを体内に取り込みたいという強い衝動が生じる。あたたかいものが喉を通って、胃に溜まってゆく感触。なにかをちょっと食べると、本当にそれだけでかなり元気になるものだ。)そういえば最近あまりに暴飲暴食というか、「食べる」ことに対して雑だったということを、改めて思い直した。丁寧に食べるような大したものを食べていないということなのだけど。それと、ここ一、二年、アルコールの摂取量がちょっと異常なくらいになっていたので、少し前から意識的に抑制しているのだけど、アルコールの量が減るとこんどはコーヒーの摂取量が飛躍的に増えて(まさに嗜癖によって生かされているようなものだ)、特にここ一、二週間のコーヒーの「減り方」は自分でも「えっ」と思うくらいだった。(二日間何も食べなかったというよりも、二日もの間全くコーヒーを飲みたいと思わなかった、という方が驚きだ。)そう考えると、たまには一日二日絶食してみるのも、雑な食習慣をリセットするのにはいいのかも知れない。(本当にリセット出来たかどうかは、今後をみなければわからないけど。)