●部屋にいてウグイスの鳴く声を聞いた。駅前のスーパーへ買い物に出たら、庭でバーベキューをやっている家があった。
●実家の隣がずっと空き地で、いまも空き地のままだ、という夢をみた。実際に実家の隣が空き地だったことはない(畑だったことはある)。そもそも、夢のなかの実家は、実際の実家とは違っていた。いや、実家が出てくるわけではなく、ただたんに、「そこ」が「実家の隣」という意味をもつ場所だったのだろう。その空き地は、子供の頃は金網で囲われていて中が見えたが、今はコンクリートブロックで囲われ、中は見えない。ブロック塀を乗り越えて、中に入った。建物を解体してそのままという感じで瓦礫が散らばっていた。昔からそうだった、とぼくは思った。そこで祖母とお茶を飲んだ。ということは、もともとそこは実家の隣ではなかったのだが、祖母が登場したことで、実家の隣だということになったのだろうか。そういえば「そこ」には、車に乗ってたどり着いたのだったような気がする。