●まだまだ暑いとはいえ、九月になって、この暑さもあと何ヶ月もつづくというわけではないと思うと、八月中はひたすらうんざりするしかなかったこの暑さが(というよりも、日中のこの光の強さが)、とても貴重なものに思えてきて、長時間の散歩はまだ無理だけど、炎天下に、三、四十分も意味なく外をうろうろするのだった。