●夢。家と家との間の狭いドブのような用水路のなかを大勢の人がほふく前進させられている。ずっと先まで、ずっと後ろまで、ずっとつづいている。そのなかにぼくもいる。どこに向かっているのかわからない。
●夢。高校の教室には学生がびっしり詰まっている。黒板の前にもほとんどスペースがないくらい。教室はざわついている。黒板前の狭いスペースにいつの間にか教師が湧いて出てきたように居て、授業がはじまっていた。黒板には、意味不明の記号が書かれている。「何やってんだかさっぱりわかんねえ」。つぶやいたつもりだったが、その一言がやけにウケて、教室中が爆笑する。気がつくと自分だけ立っていた。座ると机がない。前の席の女の子が机を二つ使っている。「それ俺の机だし」と言う。
●夢。調理師を育成する学校で、先輩からナスを千切りにする機械の使い方を教えてもらっている。ナスを所定の位置に置いて、上手く転がしてやると機械が作動し、ナスは串刺しにされ、皮を剥かれ、筒に押し込まれ、筒の先に空いた穴から麺状になったナスが出てくる。ぼくはどうしても上手く転がせず、機械は途中でとまって、ナスは床に落ちてしまう。床に落下したナスは昆虫のような足が生えて隙間に逃げてしまう。休み時間になっても練習していると、「休み時間は休め」と言われ、「お前はまず、その髪を切れ」と小沢一郎から言われる。
●夢。バイト先の男友達三人と、その友達の友達らしい女の子三人とドライブに行く。行き先は戦争博物館
●夢。高層ビルのエレベーターを待っている。そのビルのエレベーターは、ただ垂直にだけ移動するものと、あるところまで垂直に移動した後、モノレールのように水平に移動しはじめ、さらに垂直に動き、別の場所に行き着くものと2種類ある。そのビルには何度も通っているはずなのに、どうしてもその区別がつかない。間違って、途中から水平移動する方のやつに乗ってしまうと、どこだか分からない場所につれていかれてしまう。
●夢。真っ暗な山道でバスを待っている。いくら待っても来ないので、歩いて下り始める。すると、下の方から登ってくるバスのライトが見える。あのバスが終点まで行って折り返してくるのなら、次のバス停で待てばいいと思う。