保坂和志さん、磯崎憲一郎さんとお会いした。
●磯崎さんから、「「ふたつの入り口」が与えられたとせよ」の感想をいただく。読むのに異様に時間がかかる。描写が下手(一点から広がってゆく感じではなく視点が飛び飛びに散らかる)。いかにもアニメ好きが書いたっていう感じがする、と。
●保坂さんは、「自分の小説の登場人物は、気楽に生きていても今の時代を良い時代だと思って生きている人物は一人もいない、そういうところで(中心から外れて)生きるということ自体は、世の中が大きくかわったとしてもなにもかわらない」ということを言っていた(と、受け取った)。