●今年はじめて、ヒグラシの声を聴いた。最近撮った写真。









●アニメについて。
魔法少女まどか☆マギカ』七話、八話。うーん、やっぱりぼくは、これは好きになれない。世界の「重さ」を少女という形象に負わせて、その上で、それに「萌える」というのがどうも…。色々と視覚的に凝っているけど、それが多層的な展開にならず、すべて単線的な物語に奉仕しているだけなので効果としては単調に感じられる。『スタードライバー』二十話まで。十七話くらいまでは先の展開に期待できたのだが、十八、十九話になって、榎戸洋司の手癖感が出てきて、二十話になると、急激に物語の収束に入った感じ。もうちょっと突き抜けて欲しかったと思った。ここまできたら最後まで観るつもりだけど。『フラクタル』八話まで。最初の感想とまったくかわらず。決してつまらなくはないのだが、様々な要素の全てが(各方面にきちんと配慮しました的に)中途半端なので、これ、どこかで見たことがあるなあという既視感(と薄っぺらさ)ばかりを感じてしまう。(それにしても、「わたしが死んでもかわりはいるもの…」みたいなのをやってしまうのは、いくらなんでもどうかと思う。)
輪るピングドラム』がすごく面白いので刺激されて、最近のアニメのDVDもいろいろ借りて観てみたのだが、期待できそうなのは『シュタインズゲート』くらいだろうか(四話まで観た)。これは今後の展開が楽しみ。人目もはばからず堂々とマニアック、という感じも気持ちいい。『日常』はぼくにはまったく駄目だった(二話までしか観てないけど、これ以上観る根気はない)。