●お盆で、妹、弟夫婦、いとこ等と実家に集まる。弟夫婦の子供は、会うたびに同じ人とは思えない感じで全然違った形に育っている。つい三か月くらい前の初節句の時と、もう「違う段階」になっている(完全に「意思をもって行動するなにものか」になっていた)。弟は九月にデトロイトに転勤になるそうだ。反射的に磯崎さんの小説(『眼と太陽』)を連想する。
●小説が、最後までゆく。もうちょっと長くつづく感じで書いていたのに、いきなり終わりが来てしまった。ある場面を書いた後に、次にどんな展開が可能だろうか、どこにつながるべきだろうかと考えていて、あれ、もしかするとこれで終わっちゃってるのかも、と思った。突然、予想外に終わりがやってきてしまったのでまだ半信半疑だ。33枚くらい。