●今年は、物理系のポピュラーサイエンスの本ばかり読んでいた。なかでももっとも大きなインパクトを受けたのがドイッチュの『世界の究極理論は存在するか』。ドイッチュは量子コンピュータのパイオニアで、そもそも量子コンピュータが可能だというアイデアを最初に思いついた人でもある。量子コンピュータがどのように生まれたのかを解説する動画をYontubeで見つけた。これは無茶苦茶面白い。2005年に慶応大学理工学部で行われた講義の一つらしい。この動画でドイッチュの顔写真をはじめて見た。
量子コンピュータの歴史」
http://www.youtube.com/watch?v=wBilQWKd1yU
次の動画は量子コンピュータの原理の説明と、それが現在どの程度まで出来ているのかという具体的で技術的な話まで含んだもの。こちらは2011年の講演。
「量子の制御とコンピュータ」
http://www.youtube.com/watch?v=zm5MSWobTJE