●CAMPえをかくこと♯10「オープンスタジオで絵を見る」に参加した。
http://ca-mp.blogspot.jp/2015/10/ewkkkt10.html
このイベントは、スーパーオープンスタジオというイベントと連動したもので、イベントの前にたくさんのスタジオを見学するツアーがあって、その流れでのトークだった。トークを聞いていて、ツアーに参加すればよかったと後悔した。絵を描く人にとっても、描かない人にとっても、それぞれ違った方向から、画家のスタジオを見学することは絶対面白い体験であるはずで、ああ、自分の怠惰のせいで損をしたなあと思った。
http://www.superopenstudio.net/talk
https://m.facebook.com/superopenstudio/
ツアーは、橋本周辺にたくさん散らばる美術家たちの共同スタジオをめぐるものだった。八王子には25年くらい住んでいたのだけど、相原から橋本、南橋本のあたりの地域のことはほとんど知らなくて(ぼくが学生の頃は、造形大は相原ではなく高尾にあった)、実際このあたりに入り込むには車の運転が出来ることが必要なのでぼくには無理で、この機会は、身近だったのにほとんど知らなかった(横浜線や相模線の車窓から見るしかなかった)橋本周辺の地理や風景を、深く入り込んで見られるチャンスでもあったのだなあと、後から思った。
(ちょっと別の話。地元に引っ越してから散歩の機会が減ってしまって、それはここの風景が面白くないからだと思っていたのだけど、必ずしもそうとは言えず、土地には、歩いてアクセスすることが向いている土地と、車によってアクセスするようにできている土地があって、散歩して面白くないというのは、歩いてアクセスするようには出来ていないからということも考えられる。車の運転が出来れば、地元の見え方も変わるのかもしれない。あるいは、散歩という気軽さではなく、ロングウォークのような覚悟があれば、歩いてアクセスしても面白いのかもしれない。)