●昼寝するのにとてもよい季節だ。窓を開けて、風にあたりながらうとうとすると気持ちがいい。実は、五月いっぱいはとても忙しいのだけど、眠いと頭がまわらなくなるので、眠気におそわれたらとにかく十分でも寝る。気持ちよく眠ると気持ちよく起きられる。
(忙しいと言っても、時間に余裕がないという忙しさではなく、頭に余裕がないという忙しさで、複数の方向の違うことを同時に考えなければいけなくて、とっ散らかってしまって頭の中だけがバタバタと忙しいという感じで、だからこそちゃんと眠った方がいい。)
●「サイエンスゼロ」で、「じょうりゅう」という言葉が使われていて、一瞬、何のことだろうかと思ったのだが、しばらくしてそれが「上流」だということが分かった。科学者は普通に使っている使い方なのだろう。
上流とは、たとえば「睡眠と覚醒のスイッチング」と、「視床下部からのオレキシンという物質の分泌量」との間に因果関係があると考えられる場合、睡眠と覚醒のスイッチングの「上流」にオレキシンという物資がある、という使い方をするようだ。そこで、ではオレキシンの分泌量の増減を決定するのは何なのかという、より「上流」への問いがたてられる、と。
アテネ・フランセ文化センターで、堀禎一監督の特集がある。最近はドキュメンタリーをつくっているのか。
http://www.athenee.net/culturalcenter/program/ni/sakka12.html
堀禎一の映画は、『弁当屋の人妻』『草叢』『妄想少女オタク系』『憐』『魔法少女を忘れない』を観ているのだが、考えてみれば、スクリーンで観たのは『魔法少女を忘れない』だけで、あとはすべて新宿のツタヤで借りて観たのだった。
(ジュンク堂がなくなってからすっかり新宿の東口側とは疎遠になってしまったけど、新宿には新宿ツタヤがあり、そこに行かなければ借りることのできない貴重なDVDがたくさんあるのだ、という事実を改めて認識する。)
(たしか、『憐』のDVDがすごく見つけにくい場所にあって、検索するとあるはずなのに、いくら探しても見つからず、店員さんに問い合わせても見つからなくて、店員さんが十分くらい探して、ようやく、ここにあった!、という感じでみつかったのだった。)