2019-04-17

●親に買ってもらった(買い与えられたのではなく、自分の意思で欲しいと言った)初めてのシングルレコードは『ドリフのバイのバイのバイ』だったと記憶している。調べたら出たのは76年だった。日本ではじめてベースのチョッパー奏法(スラップ奏法)を取り入れたのがいかりや長介だという話があるが、これは都市伝説らしくて、実際にはドリフターズにファンク要素を持ち込んだのは(荒井注脱退後に入った)志村けんということらしい。

https://www.youtube.com/watch?v=s_iqc4E0Cx8

この曲のオリジナルは大正時代に流行った『東京節』で、さらにその元になったのはアメリカのヘンリー・クレイ・ワークという人が作曲した南北戦争を題材とする『Marching Through Georgia』という曲だ。『東京節』には《ラメチャンタラギッチョンチョンデパイノパイノパイ パリコトパナナデフライフライフライ》という意味不明で印象深いフレーズで出てくるのだけど(ドリフの曲では、「パイノパイノパイ」が「バイのバイのバイ」に、「フライフライフライ」が「ツライツライツライ」になっている)、原曲の『Marching Through Georgia』にはそれっぽいフレーズがまったくないので、これはどこから出てきたものなのだろうか。

東京節・添田知道/ 土取利行(弾き唄い)

https://www.youtube.com/watch?v=JW6FL1k_tfU

"Marching Through Georgia" - Union Civil War Song

https://www.youtube.com/watch?v=H-jtYT5COvU

『東京節』はいろいろな人がカバーしていて、最近亡くなった森山加代子の「パイのパイのパイ」などが有名だけど、植木等が映画の主題歌として歌っている動画をみつけた。なんかいろいろ昭和四十年代っぽい。

森山加代子 パイのパイのパイ

https://www.youtube.com/watch?v=rYkaNKAc5Nc

パイのパイのパイ日本/植木等(1971)

https://www.youtube.com/watch?v=okMzHkpXTz0

A面の『ドリフのバイのバイのバイ』よりも、B面の『ドリフの英語塾』の方が好きでよく聴いていたかもしれない。これもバックの演奏はファンクだ。

ドリフの英語塾[ザ・ドリフターズ

https://www.youtube.com/watch?v=6VEkaaZhQZE