2019-05-24

●『さらざんまい』、第7話。6話で最初の段落が終わって、あたらしい段落がはじまった。中間点を過ぎてくるっと裏返った感じ。

●前半は一稀のエピソードが主軸としてあり、第二主題みたいに悠のエピソードが対抗となっていたけど、燕太は媒介的な存在で、一稀に対する「思い(「希望の皿」を欲する動機)」はあっても独立したエピソードがなかった(姉のエピソードが燕太の「思い」を代理的に表現していた)。それがここで、燕太の「思い」が裏返った形で前にでてきた。

(とはいえ、おそらく燕太はあくまで媒介的な存在で、後半は悠のエピソードの展開がみられるのではないかと予想される。)

●前半ではカッパ側の話が主だったのが、裏返ってカワウソ側が前に出てきた。カワウソの側(玲央と真武)にもまた、「希望の皿」を欲する動機があった。

(真武が陽毬で、 玲央が冠葉ということか。)