2020-04-09

文學界新人賞を受賞した「アキちゃん」はとても(捻れたところのある)面白い小説で、受賞作家の三木三奈は(曲者的な)要注目の作家だと思う(「文學界」五月号)。小説の「解釈」については、東浩紀が選評で書いていることにほぼ同意する。また、選評で長嶋有が触れていた「叙述トリック(ズル)」について言いたいことがあるが、それについては来月の「新人小説月評」で。

 

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