2021-04-13

●ある人の話を間接的に聞いた(面識はない)。六十代半ばの女性。その人は、小学校卒業後に地方の私立の女子大の中等部に入学し、そのまま高等部、大学とすすみ、卒業すると、母校の中等部・高等部の教師となり、定年までそこで教え続け、定年後も嘱託講師として母校で働き、昨年退職したというのだった。中学生の頃からずっと、50年以上も母校(女子校)に通いつづけて母校と共に生きた。そういう人生が本当にあるのだなあと、しみじみ思った。