2021-12-07

BiS階段の下の動画は定期的に観たくなって見返すのだが、あまりに幸福そうなので、いつも泣きそうになる。天国というのはこういう状態のことを言うのかもしれない、と、ひねくれた感想をもったりする。

BiS階段 / nerve(BiS階段 ver.)

https://www.youtube.com/watch?v=VpjAWcv94ro

(たとえば、何か---作品なり、なんなり---を精密に分析したいという欲望は、分析=分節=記述によってそれを「所有」したいという欲望であり、さらには、それによって得られる操作可能性によってそれを「支配」したいという欲望でもあるだろう。だからといって精密な分析が悪いことだといっているのではなく、時にそれは必要だと思うのだが、しかしそうだとしても、「精密な分析」が常に「邪な欲望」によって駆動されていることは意識される必要があると思う。そして、上の動画は、「所有」や「支配」の欲望が放棄された状態を示しているからこそ、こんなに「幸福」そうに見えるのではないか。)

(ここで「所有」や「支配」の放棄とは、他者や物に対するだけでなく、自己の自己に対する所有や、自己の自己に対する支配の放棄でもある。とはいえ、所有や支配の欲望を完全になくすには死以外の方法はないようにも思うが。)

(「非常階段」を普段から聴いているというわけではない。)

●下の「nerve」のライブ動画をはじめて観たのだが、これはすごい。

BiS「nerve」2014年6月25日異端児Festival東京キネマ倶楽部

https://www.youtube.com/watch?v=RwYfAHDHS6Y

第一期BiS の解散は2014年7月8日だから、解散直前といってもいい頃のライブ。BiSは、解散の期限を予め決めて、解散に向けて盛り上げていく(追込んでいく)というアイドルだったから、直前のこの時期は最も熱い頃だったのだろう。メンバー二人が客席へダイブしていて、最初に跳んだがおそらくファーストサマーウイカで、二番目に跳んだのがカミヤサキだと思うのだが、二度目のカミヤサキのダイブがすごい。下手すると死んじゃうような勢いで跳んでいる。

(動画の最後の方で客の女性が倒れてスタッフに運ばれているのが映っているが、こんなライブだと頻繁にそういうことはあるだろうから、対応が速やか。)