⚫︎本棚で本を探していたらクリアホルダーに挟まって、最初の個展のDMが出てきた。92年11月2日から7日。33年前で、大学四年の時。住所と電話番号が思いっきり記されているが、もうこの住所にこのアパートは存在しない。電話番号もこの番号は使っていない。
三年生のある日、学長室に呼び出されて行ったら、一、二年時の成績が優秀だったため三年時の学費が半額免除になると言われた。すでに振り込んであった学費が返納されることになり、親と交渉し、その一部を銀座の画廊のレンタル代とすることにして、個展のための画廊を探した。その頃の銀座の貸し画廊は一年先まで予約でいっぱいなのが普通だったから、三年の春くらいに動き出して、展覧会の開催は四年生の秋になった。


⚫︎一緒に出てきたのは、おそらく「現代詩手帖」の切り抜きだと思うが、アンリ・ボスコの『シルヴィウス』について、その訳者である天沢退二郎が書いている。ぼくは、ボスコの『マリクロア』と『シルヴィウス』が大好きなのだが、この時期にはまだ、「オレンジ党」シリーズの作者として天沢退二郎は知っていたが、アンリ・ボスコのことは知らなかったはずなので、これを切り取っていたのはたまたまだと思われる。なぜ、これを切り取って、取っておいたのかは分からない(グッジョブ ! 、過去の自分)。続きが読みたいが、「Essais Oniriques」というこの連載は本になっているのだろうか。
(追記。『エッセー・オニリック アーサー王・ボスコ・銀河鉄道の夜』という本になっていた。マーケットプレイスで注文した。)





⚫︎もう一つ、一緒に出てきたのがこれ。おそらく図書館で借りたマイケル・ポランニーの本からコピーしたものだと思うが、見る限りで読んだ形跡はない。
