⚫︎お知らせ。VECTIONのメンバーで長いこと考え続けていたテキスト「なぜ3ではなく5なのか ? ― 権力分立と希望の幾何学#3」が「EKRITS」で公開されました。権力分立と相互抑制についての話は、三権分立(司法・立法・行政)にしても「真・善・美」にしても「理性・悟性・感性」にしても「現実界・象徴界・想像界」にしてもMAGIシステム(メルキオール・バルタザール・カスパー)にしても、だいたい「3」が基本になっているけど、(腐敗の防止や自動的な修復を考えると)実は最小で「5」つの自律したレイヤーが必要だということを、「形式的」に考えたものです。
そもそもの動機は、人間の制御を超えたAIの暴走を抑制するためには複数のAIによる相互抑制が必要だということから始まったもので、その時に、よくある「三権分立」で大丈夫なの ? (現実的に「三権分立」はちゃんと機能していないじゃん)、という疑問がありました。ただし、あくまで「形式的」な思考であるため、具体例に依存しない汎用性があると考えます。
早速、VECTIONのきくやさんが、NotebookLMを使って要約のスライドを作ることを試みたのですが、4レイヤーサイクルまではだいたい正確な要約をしてくれるのに、5レイヤーサイクルになると間違った解釈をしてしまって、何度やり直しても、必ず、4レイヤーサイクルまでは「だいたいあってる」のに、5レイヤーサイクルで間違ってしまうという結果になる。なぜGeminiは5レイヤーサイクルを理解してくれないのか。