2001-04-19から1日間の記事一覧

保坂和志『明け方の猫』を読んだ

「群像」5月号に載っている、保坂和志『明け方の猫』を読んだ。保坂氏は、ぼくにとってとても重要な小説家だ。でも、ここ数年ははっきり停滞しているように感じていた。停滞と言うのはつまり、保坂氏の現在の関心や感じているリアリティーが、「小説」として…