2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

●お礼。アトリエ引っ越しの時にトラックを運転して下さる方がみつかりました。この件についてお気遣いいただいた方々に感謝します。ありがとうございました。 ●昨日の補足。「波動関数の収縮」について、『ペンローズの理論』から茂木健一郎の解説。 《量子…

●ペンローズの「量子脳」について、ちょっとメモ。この理論は素人目でみてもちょっとあやしいにおいがするし、実際、評価はあまり高くないようだ。だがよくみると、見た目ほどはあやしくないということになってくる。『ペンローズの〈量子脳〉理論』より。 ●…

●お願い。こんなことをここに書くのもどうかと思うのですが、かなり困っているので。アトリエの引っ越しをするのですが、その時に二トントラックの運転をお願いできる方を探しています。 具体的には、五月六日から十日くらいのうちの一日(この期間内で都合に…

●お知らせ。五月初旬に発売される河出文庫版『世紀の発見』(磯崎憲一郎)の表紙にぼくの作品が使われています(見本が届いた、ゴールデンウィーク中には書店に並ぶだろうとのこと)。使われたのは下の作品で、2008年の第一回「組立」で発表したものです。 ●檜垣…

●昨日アップしたのは1989年から90年につくったものだけど、今日のは1996年から97年くらいの時期にやっていたもの。作品という意識なしに、身辺雑記みたいな感じでやっていた。普通に生活しているなかでランダムに撮った写真をその都度サービスサイズでプリン…

●アトリエを整理していて出てきた学生時代の作品。自分で撮った写真をコラージュしたもの。多分、ホックニーに影響を受けてつくった。とはいえ、ホックニーとは空間への興味とフレームへの意識がちょっと違う。1989-90年に制作した。

●あたたかい。用事の合間に意味なく電車に乗ってみたりした。わざわざ電車に乗って、車内でうとうと眠る。

●朝、すっきりと目覚めた。五日ぶりにコーヒーを飲んだ。インスタントだけど。 ●電話をしたり、メールを書いたりしているうちに一日が終わる。

●昨日、無理矢理に眠ったおかげでからだがずいぶん楽になった。からだが楽になると、無理に力を込めなくても自然に眠たくなってくる。苦しい眠りだったのが安らかな感じになる。せっかくなので眠れる限り眠っておこうと思う。そしていくらでも眠れてしまう。…

●微熱がひかない。寝込むほどではないが、何かをしようとする気力がまったく湧かない。頭痛がするとホントに何もする気にならないものなのだなあと思う。もう四日もこんな感じがつづいている。普段は風邪をひいても食欲はあまり変わらないのだが、果物か(普…

●保坂さんの新しい小説(『カフカ式練習帳』)、本を見て表紙がすごくいいんじゃないかと思った。吸引力がある感じ。「そうくるのか」という意外性もある。ネタ元はバルチュスなのだが、バルチュスをそういう風に引用するのか(その部分をそういう風に使うのか…

●今更という感じだが『Self-Reference ENGINE』(円城塔)を読み始めた。半分ほど(第一部まで)読んだ。面白い。この小説の面白さは何より「分かり易い」ところだと思う。普通、小説を「分かり易い」と評することは「分かり易過ぎるよね」というような否定的な(…

●もうちょっと、『魂と体、脳』について。 ●一方に、ポストモダン哲学や複雑系の科学などによる非有機体的、非中枢的な思考があり、しかしもう一方で、「わたしは死ぬ」「わたしが死んだらわたしは終わり」「かすみを食っては生きていけない」という素朴な常…

●また日付を間違えた。18日のところにあるのが17日の日記で、これが18日の日記。 ●実家で、二日つづけて慣れない力仕事をしたのと、それでたっぷり埃をかぶったせいか、風邪をひいたらしく、微熱があってからだがだるい。一日、横になって過ごし、うつらうつ…

●実家で、過去の作品を保管している倉庫の整理をする。倉庫とは言っても、土の庭の上に建てられた出来合いのステンレス製の物置で、内部は湿気も高く、保管状態はとても悪い。絵の具が剥離しつつある作品も少なくない。作業をしつつ、いい加減うんざりしてき…

●用事があって実家へ。最寄り駅からバスに乗る。バスが駅のロータリーを出て、最初の交差点をゆっくりと左に曲がり、「次は銀座通りです」というアナウンスが流れる。それを聞きながら窓の外を見ている。メイン通りの商店街の入り口にある銀行の建物が薄暗い…

●吉祥寺の「百年」で西川アサキさん、金子遊さんとのイベント。二階にある百年へと上ってゆく階段の途中で下ってくる西川さんとばったり会う。初対面が階段の途中というのはいい感じではないかと思う。お客さんにどの程度伝わったのかは自信がないけど、トー…

●西川アサキさんとのイベントの準備。今回これをきっかけに改めて『魂と体、脳』を熟読して、やはりすごく面白くかつハードだった。イマイチよく分からなかった部分もそれなりにクリアに腑に落ちたと思う。イベントのためというのを忘れて、夢中になって読ん…

●お知らせ。明日(13日)の東京新聞、夕刊に、国立新美術館の「セザンヌ---パリとプロヴァンス」展の展評が掲載される予定です。 ●「新潮」に載っている中沢新一による吉本隆明追悼文がいい。基本的に吉本批判だし、ちゃっかりと中沢新一自身の態度表明となっ…

●昨日のセザンヌの話をちょっと補足する。1899年からはじまる油絵の具の半透明性の使用の仕方は、いわゆるセザンヌ的な塗り残しとは相性がよくない。実際、「アンブロワーズ・ヴォラールの肖像」にも「りんごとオレンジ」にも厚塗りの方の「庭師ヴァリエ」に…

●国立新美術館のセザンヌ展、二回目。休館日に入場できる協賛関係者向けのチケットで入場。入場した時は思っていたより人が多くて普通の日とあまり変わらないかと思ったけど、時間帯によってはかなり空いたのでじっくり観ることが出来た。適当に休みながら四…

●この暖かさにからだがついていかない。頭の奥がしびれるようにぼんやりする。一つ隣の駅ちかくにあるツタヤまでDVDを返しに出かける。閉店になって既に解体工事がはじまっている近所のツタヤの脇を通って、平日の昼間でもたくさんの花見客でにぎわっている…

●わたしが経験するすべてのことがらに「わたし」が混じっている。「わたしにはそう見える」「わたしはそう感じる」等々。しかし同時に、わたしの経験するどんなことがらでも「わたしだけ」で出来ているものはない。わたしの経験するすべてのことがらは、わた…

●『魂と体、脳』(西川アサキ)再読。今日は第二部。この本は、ざっくり言えば第二部までは「常識(実体的紐帯)」の話だ。常識はなぜこんな形をしているのか。常識にはどのような根拠があるのか。常識はどういう風に自己生成するのか。常識はなぜこんなに強いの…

●お知らせ。明日(7日)発売の「新潮」5月号に、「マイナス1、プラス1/福永信『星座から見た地球』と『あっぷあっぷ』のなかを「動いている」もの」が載ります。二度目の福永信論です。実はこれは一年半くらい前(『一一一一一』が出るよりもっと前)に書いた…

●六本木の国立新美術館にセザンヌ展を観に行った。実は、美術館が休みの日に入れる協賛関係者用のチケットをいただける予定なのだが、その時のための下見というか、ならしというか、すいている状態の時にじっくりと観るために作戦を練るための様子見みたいな…

●渋谷のアップリンクで、『眠り姫』(七里圭)。うーん、これはぼくにはちょっと上手く乗れなかった。最後までこの作品と自分のチューニングが合わせられなかった。内田百けんが私小説化されてしまっているというか、病んでゆく、ドツボにはまってゆきつつある…

●すべて閉め切っているのに、部屋のなかに風が吹いている。出かけようと思っていたが、暴風になるというので取りやめた。 ●三月に撮った写真。その三。

●「ユリイカ」セザンヌ特集の平倉圭のテキストがすばらしい。平倉さんが絵画を分析したテキストは、ピカソの「アヴィニョンの娘たち」についてのものとマティスの「夢」についてのものを読んだことがあり、どちらも面白いのだが、このセザンヌについての分析…

●いい天気で、花は全然咲いていないけどあちこちの桜の木の下で昼間から赤い顔をしている人たちがいて、でも盛大に盛り上がっているというほどではなくて、とてものどかなで穏やかな日曜日。 ●プロ野球が開幕したし、フィギュアスケートもやっていたらしいけ…