2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
●引用、メモ。「ようこそケアの世界へ 浜田明範(COVID-19と文化人類学発表資料)」より。人類全体が療養状態にある(だからセルフケアが必要)、と。 https://www.academia.edu/42357846/%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%9D%E3%82%B1%E3%82%A2%E3%81%AE%E4…
●われながら、子供の時から、あまのじゃくというか、マイナー好みだったのだなあと思う。ドリフで好きなのは荒井注と仲本工事だった。荒井注の代わりに志村けんが入った時も、ただ騒いでいるだけで面白くない若い人という印象で、荒井注の方がよかったのにと…
●『み・だ・ら』(鎮西尚一)をDVDで観た(ピンク映画は統一されたタイトルがないことが多くて、『み・だ・ら』はDVDソフトにつけられたタイトルで、ピンク映画としてのタイトルは『熟女 淫らに乱れて』で、鎮西尚一特集みたいな形で上映される時のタイトルは『…
●「コタキ兄弟と四苦八苦」、第12話。いい最終回だった。 コタキ家の間取りがよく分かった。コタキ家は、かなり古いタイプの木造平屋建ての家にみえるのだが、キッチンとダイニング(というより、台所と食事室というべきか)の関係が、わりと新しめの(この建物…
●『トリュフォーの思春期』をDVDで。この映画は、テイタム・オニールとウォルター・マッソーの『がんばれベアーズ』を、地元の映画館に親に連れて行ってもらって観た時に、同時上映だった(1976年)。『がんばれベアーズ』が観たいと思って観に行った8歳か9歳…
●メモ。パースbotより。 《本当に見事な思考は数秒の間で行われる。しかしその準備には何時間も必要であり、またその数秒の成果を捉えて活かすにはそれ以上の時間がさらに必要である。》 https://twitter.com/peirce_bot/status/1240978467115741184
●『淫乱生保の女 肉体勧誘』(黒川幸則)をFANZA動画で。『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』の黒川さんのデビュー作。ピンクでも、まったく自主映画の時のそのままのノリでつくられていて、とても楽しかった。パペットの使い方は、もしぼくに映画をつくる機…
●『ツィゴイネルワイゼン』(鈴木清順)をU-NEXTで観た。「半睡」(佐々木敦)を読んだら、どうしたって観たくなってしまう。 ずいぶん久しぶりに観たけど、やはりすごい映画だ。鈴木清順の映画のなかでもとりわけすごいのではないか。二時間半ちかくある長い映…
●『映像研には手を出すな!』、最終話。仕方ないとはいえ、最終回は、どうしても最終回っぽくなってしまう。それが悪いということではないが、もっと普通に、普段の感じでそのまま終わってほしかったという気持ちもある。 今回で重要なのは、水崎氏の描いた…
●原稿、なんとか書けた。これで次の文芸誌の発売日までは、少し余裕のある時間が過ごせる(はず)。 ●U-NEXTで『旅のおわり世界のはじまり』(黒沢清)を観た。面白かった。食い入るように観てしまった。 これまでの黒沢清の映画と違うと思うのは、この映画は前…
●「コタキ兄弟と四苦八苦」、第11話。今回は、あまりひねっていない、ストレートな「啓蒙」回だと思った。芳根京子と北浦愛の関係については、それほど深く掘り下げられてはいないし、特に工夫が凝らされているという程ではない。ここで重要なのはあくまで、…
●中学生くらいの頃、はじめて憶えた(テレビ番組で映画を解説する人じゃない)映画評論家の名前は松田政男だったんじゃないかと思う。(8ミリ映画をつくっていたから)ぴあフィルムフェスティバル関連の文章とか、「イメージフォーラム」(雑誌)とかで知った(読ん…
●『東京のバスガール』(堀禎一)をDVDで観た。すばらしかった。『弁当屋の人妻』は、どこかヌーヴェルヴァーグ的な感触があるが、『東京のバスガール』は日本映画クラシックみたいな風格がある。 それにしても、堀禎一の作品にちらちら見え隠れする「不在の子…
●『映像研には手を出すな!』、11話。10話を録画し損ねて観ることができていないので、話のつながりが微妙に分かっていない。ただ思ったのは、映像研のメンバーたちが通っている高校のある芝浜の街(つまり、彼女たちにとっては「現実」の街)が、次第にフィク…
●一週間ぶりくらいに外出。横浜の、県立図書館西口カウンターまで本を返却しに行ったら、受付の人が、マスクだけでなく手にビニール手袋をつけて対応していた。電車の混み方や街の人の感じは、普段と変わらなかった。
●「コタキ兄弟と四苦八苦」、第10話。とりあえず「老苦」という主題が提示されるが、ここには多様な問題の交錯があり、多様な視点がある。兄には兄の地獄があり、弟には弟の地獄があり、その二つはまったく似ていないし、重なることもない。だが、そのどちら…
●「すばる」の、ふくだももこ、よかった。ちょっと、初期の大道珠貴を思わせる感じもある。ぼくはこういう話(というか、こういう女性の出てくる話)に弱いところがあるなあ、と(ふくだももこは、映画をつくってもいるのか)。
●草野なつか『王国』がMUBIで期間限定配信されていたり、黒沢清『旅のおわり世界のはじまり』の配信がU-NEXTではじまっていたりするけど、二十二日を過ぎるまでは観ている余裕がない。U-NEXTは「マイリスト」がどんどん溜まっていくばかりだ。 (期間限定の無…
●坂中さんが書いていることに、とても納得した。「この瞬間とさっき」(at-oyr)。 https://ryo-ta.hatenadiary.com/entry/2020/03/11/000000 《(…)もしかしてジャズにおけるアドリブというのは、各人が自由に個性を発揮するためにあるのではなくて、各人が時…
●ドローイング(手ならし・手すさび)。楽しんで描く。描くのは楽しい。 ↑もりのなか ↑「テーブルの上の静物」的な ↑井桁崩し ↑セザンヌ風の
●「新潮」四月号の佐々木敦の小説はとても面白かった。ちょっと、麻耶雄嵩的な感触。最後の方で「ある駅名」が出てきた時に、この小説に仕掛けられた「大ネタ」(のうちの一つ)にはじめて気づき、驚いて「おーっ」という声が出てしまい、しばらく呆然として読…
●酔っている時に描いていたらしい落書き(殴り書き)。最初はネズミだったと思うのだが、だんだん何か分からない別の生物に変容していく。
●『映像研には手を出すな!』の10話が、なぜか録画されていなかった……。 ●水曜までGyaO!で無料配信されている『弁当屋の人妻』観た。堀禎一のデビュー作。すばらしかった。 (とはいえ、二十日過ぎくらいまではもう映画を観ている余裕はない。)
●弱音や愚痴など。 (「評を書く」というのは一見、上から目線で偉そうに作品を切っているようにみえるが、しかし主観的には---あくまでも「主観」だが---多くの作品たちにいいように振り回され、切りつけられ、傷つけられた末に、息も絶え絶えのいっぱいいっ…
●「コタキ兄弟と四苦八苦」、第9話。ここへきてこのドラマの中心に「おやじ」がいることの意味が見えてきたように思う。この世界(この世界における多くの社会)が、男性中心的なものであることは間違いないだろう。男性中心的な社会において、「おやじ」は何…
●本をたくさん買ってしまった。月のうち半分近くは、文芸誌に載っている小説をひたすら読み続け、そのことばかりを気にかける事に費やす期間があり、もう、その時期が目の前に迫っているというのに。 (つまりこれらの本は---既に読み始めているものも何冊か…
●アトリエで(手ならし・手すさび)。
●アトリエで(手ならし・手すさび)。矩形は(意識的に、作品自らの意思で?)歪んでいます。
●『映像研には手を出すな!』、9話。芝浜は水の町なんだな。今回は、プロデューサー金森氏が辣腕を振るう回でもあると同時に、金森氏と浅草氏との間に化学反応が起こるという回でもあった。 この物語では、現実的にはちょっと考えられないくらいの、クリエー…
●夢のなかですごい映画を観た。夢で観る映画ではよくあることだが、半ば、観客としてそれを外から観てはいるが、半ば、その空間のなかに入り込んでもいる感じ。 なにがすごかったといって、フレーミング、フレームのなかでの人の動かし方、そして空間のモン…