2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
●ええと、メインで使っているパソコンと回線とをつなぐ接続部分が壊れてしまったためネットに繋げず、偽日記が更新できない状況になったので、しばらくはこっちに日記を書きます。この忙しい時に、何かといろいろ支障がでそう。 ●今日もひたすらゲラの直しと…
●本のためのゲラの直しをして、書評のための本を読んで、「組立」展で配布するフリーペーパーのための原稿を書いて、一日が終わる。とにかく、頭を「書く」モードにしてする仕事はここ二、三日ちゅうに終わらせて、そのあと切り替えて、「読む」モードでやる…
●あとがきを除いて、本のための原稿はとりあえず全部できた。最後の原稿をメールで送信する。順調にいけば、一ヶ月後には店頭に並ぶはず(まだこの先いろいろあって、ほっとするには早過ぎるのだが)。まだ具体的には書かないけど、タイトルは、ぼくが最初に考…
●ぼくは計画をたてない。(狙ったものは必ず「外す」自信がある。)きちんとした計画があると、その計画のプレッシャーに負けてしまうからだ。住宅ローンとか組む人ってすごいと思う。ぼくだったら、三十年間ずっとローンを支払いつづけなきゃいけないと思った…
●朝起きて、すこし原稿を書いて、昼前に、郵便物を出すためと、レンタルのDVDを返すために外出する。するとすごく天気がよくて、湿気も適度で、今年はじめての五月らしい陽気なんじゃないかという陽気で(来週くらいから梅雨入りらしいので、もしかすると今年…
●朝目覚めて、コーヒーをいれて飲みながらしばらくぼーっとする。その後原稿を書く。昼前に、散歩がてら、一駅分歩いて用事を済ませ、帰りに都まんじゅうを買って、歩きながら食べる。五月とは思えない、じっとりと湿った空気。部屋に戻って、一時間くらい昼…
●岡崎論につづいて、もう一本の原稿も書けた。これで、本の絵画に関する章の原稿はそろった。あと、ホラー映画についてと、ある小説家について(別に問題ないと思うので書くけど、大道珠貴について)の原稿を書いて、あとがきみたいなやつを書くと、本の原稿は…
●岡崎論、なんかできたっぽい。まだ推敲していろいろ修正する必要はあるだろうけど、なんとか最後まではいけた。でもほっとしている余裕はなく、すぐ次をやりはじめる、はず。●手で字を書くという機会がめっきりなくなって、最近、壊滅的なまでに字が書けな…
●昨日の日記を書いた後、岡崎論をもう一度読み返して、思い切って構成をがらっと変えることにした。書いたものを七割くらいは残しつつ、着地点だと思っていたところを出発点にして、議論の順番をがらっと変えてみたら、先に進めそうな感じになった。そこまで…
●朝起きたら外は良い天気だったので、今日こそはと思って、アパートの裏の駐車場を使って、日の光で作品の写真を撮る。パソコンでチェックして、昼過ぎに送る。永瀬さん、大幅に遅れてすいません。●午後から夜中まで、ずっと途中で滞っていた岡崎論を書く。…
●桜金造の怪談が面白いという話を聞いて、ちょっと検索してみたら、その時聞いた話でぼくが一番好きだった「いるよ」という話を、本人が公式ホームページの「金造の怖い話」というコーナーで書いていた。ただ、文字として読むと、話で聞いたほどは面白くない…
●野毛山動物園で観て一番面白かったのは何種類かいる小型の猿で、おそらく大型の猿も同じなのだろうけど檻の空間の大きさの関係であまり感じられないのだが、小型の猿は本当に木の上、あるいは木と木との間の空間という(あるいは天と地の間という)「中空」で…
●昨日の夜から徹夜して、作家論の直しと、もう一つ別の原稿を書く。朝方、作家論の直しをメールで送信。少し眠って、昼頃に、もう一つの原稿を読み返して少し直し、メールで送信。少しぼっとする。本当はほっとする余裕などないのだが、ほっとすることにする…
●今日の散歩は電車。電車に乗って、新宿まで行って、そのまま折り返して帰ってきた。昼間はよく晴れていて、ぼくはよく晴れた日の昼前くらいの、電車やバスのなかに射してくる光の感じがとても好きなので。ただ、日記をつけているくせに曜日の感覚が崩壊して…
●横浜の野毛山動物公園に、中野成樹、誤意訳・演出『Zoo Zoo Scene(ずうずうしい)』(エドワード・オールビー『動物園物語』)を観に行った。まず、スタッフに先導されて動物園をひとまわりして、閉園後、動物園内の広場で上演がはじまる、というもの。野毛山…
●これはまったく「思いつき」の域を出ない雑な話でしかないけど、作家には「幽霊好き系」と「宇宙人好き系」がいるように思う。例えば、黒沢清や清水崇が幽霊好き系なのは当然として、『リング』や『らせん』の脚本家であり、清水崇の師匠でもある高橋洋はあ…
●昨日マティスを観た興奮の余韻を身体のなかに残しつつ、喫茶店で作家論の直しをする。今日は久しぶりに晴れて暖かいのだが、そのため喫茶店では冷房がはいっていて、それが効き過ぎで、一度脱いだ上着を、またすぐに着ることになる。ジッパーを首の上の方ま…
●昨日の日記で自分が書いたことに背中を押されて、川村記念美術館へマティスとボナール展を観に行った。住んでいるところから美術館のある佐倉駅まで二時間半から三時間かかり、そこからだいたい三十分に一本出ている送迎バスで二十分くらいのところに美術館…
●やってもやっても終わりがみえてこない用事と、先月書いた作家論の直しに追われているうちに、もう一つ別の短め原稿の締め切りが迫りつつあり、そのこともそろそろ考えはじめる必要が出て来た。暇な時はまるで何もすることがないのに、重なる時は重なる。五…
●「文學界」6月号の「星のしるし」(柴崎友香)を読んだ。ほんとは、今、小説をじっくり読んでいる余裕はないのだが、はじめの方をチラッとみてみたら、思わず引き込まれて最後まで読んでしまった。「主題歌」の主人公の実加が確か28歳くらいで、「星のしるし…
●横尾忠則のタブローのまず最初にくる印象は絵の具がこなれていないという感じで、これまつまり、絵の具の質が作品の一部としての位置や役割をもっていなくて、ただチューブから出したそのままがそこに塗り付けられているという感じのことだ。そしてぼくは、…
●世田谷美術館で「冒険王・横尾忠則」展。ぼくは今までおそらく一度も、横尾忠則という画家に関心をもったことがなかったのだけど、人から強く薦められて、めったにない大規模な回顧展らしいし、せっかくの機会だからと思って観に行くことにした。しかし、ま…
●昨日はじめて講談社に行って社屋のなかに入って、『まんが道』を思い出した。『まんが道』に講談社が出てきたかどうかは憶えてないけど、主人公の二人がビビりながらも原稿を持ち込む「出版社」って、なんかこんな感じの建物(というか、内装)だったよなあと…
●講談社に、大江健三郎賞の公開対談を聞きに行った。(中央線が事故で止まっていて、間に合わないかと思ったのだが、ギリギリ間に合った。)この賞は、受賞者よりも、あくまて選者である大江健三郎中心の賞なのだということがよく分かったのだが、しかし、大江…
●お知らせ。「群像」6月号のREVIEW ARTというコーナーに「2つの異なる光--今澤正と福居伸宏」という文章を書いています。●目の前に物があって、今、それを知覚しているということの絶対的な強さというものがある。テーブルの上にはコーヒーの入ったカップが…
●昨日の夜中から起きているので、昼前には頭がどんよりしてきたのだが、外があまりに良い天気なのでこのまま部屋で用事をしているのは勿体ないと思って、出掛けることにした。昼前からだともう千葉にある川村記念美術館にまでは行けないから、汐留の松下電工…
●こまごまと忙しい。ずっと部屋に籠って淡々と用事をこなす。なかなか外に出られないのは、忙しいということもあるが、ずっと部屋で籠って用事をしていると、睡眠のリズムが滅茶苦茶になってしまうからで、ずっと単調な用事をしていると突然眠気に襲われて、…
●『怪奇大家族』5話から8話をDVDで。7話と8話(7怪と8怪)があまりに面白くておどろいた。こんなに面白いドラマを、深夜ひっそりやっていたなんて。こういうのは、出来ればDVDじゃなくて、深夜になんとなく点けたテレビで、予備知識とか無しで偶然見つけて、「…
●『インランド・エンパイア』を4回観たということは、一体、あのローラ・ダーンのどアップを何時間見つづけたことになるのだろうかと考えると、笑えてきた。ただそれだけで、相当におかしなことだ。もし道ですれ違ったら挨拶してしまいそうだ。ローラ・ダー…
●早稲田松竹に『インランド・エンパイア』(デイヴッド・リンチ)を観に行った。四回目。最初は立川で、二回目、三回目は恵比寿で、四回目は早稲田で。ぼくは、映画をビデオやDVDで観ることにあまり躊躇はないのだが、この作品だけは、DVDでは観る気がしない。…