●昨日の夜から徹夜して、作家論の直しと、もう一つ別の原稿を書く。朝方、作家論の直しをメールで送信。少し眠って、昼頃に、もう一つの原稿を読み返して少し直し、メールで送信。少しぼっとする。本当はほっとする余裕などないのだが、ほっとすることにする。ほっとすることにして、散歩に出る。(あなたはちょっとほっとし過ぎです、現状を考え、もっと緊張感をもってください、と、自分につっこみたくなる。)
●土曜の野毛山動物公園の公演を観ていたという人からいただいたメールに、会場にいた「どこかのバンドのミュージシャンみたいな男」の記憶と、偽日記の記述と、「美術手帖」の前の号に載っていた写真の記憶とが、後になって頭のなかで一致して、あ、あれが古谷だったんじゃねえの、と思った、と書かれていた(多少、脚色あり)。「どこかのバンドのミュージシャン」みたいって...。他人の描写(視線)を通して自分を観るのって、すごいへんな感じがする。