2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧
●引用、メモ。佐藤雄一「リズモロジーの方へ3---セザンヌリズム 中」(「ART TRACE PRESS 3」)より。ここで言われる「準個物性」という概念は、セザンヌの作品に深く切り込んでおり、セザンヌについて考える時に非常に重要な示唆を与えてくれるものだと思った…
●絶対に自分が好きに決まっている改めて映画を観ることで、映画を観られるようになろうとするリハビリ中。 『ring my bell』(鎮西尚一)をDVDで。自分が絶対好きだと分かっているものを選んで観ているので当然といえば当然なのだが、すばらしかった。 (『スリ…
●映画を観られるようになるためのリハビリ。要するに、絶対に自分が好きに決まっているという映画を観ることで、疎遠となってしまった「映画を観る」という行為と自分とを近づけ、徐々に親しくさせていこうとしている。 『赤ちゃん教育』(ハワード・ホークス…
●映画を観られるようになるためのリハビリ。『稲妻』(成瀬巳喜男)をDVDで観た。すばらしかった。また、少しずつ映画が好きになってきている感じ。 (ぼくはこの映画が大好きで、成瀬のなかでは『流れる』と並んで一、二を争うくらいで、冒頭からあらゆるカッ…
●引用、メモ。小鷹研理さんのツイッターから。 https://twitter.com/kenrikodaka/status/1209711630239404033 《M1のぺこぱのつっこみを見てて、真っ先に連想したのが、なだぎのディラン・マッケイ。そういえば、最近見ていいなと思った、涼宮ハルヒのキョン…
●吉田豪の記事で、チックスチックスというグループが存在したことを知る。全然知らなかった。 渋谷系を掘り下げる Vol.7 吉田豪が語るアイドルソングとの親和性 https://natalie.mu/music/column/360757 (Jackson Sistersのカヴァー)Miracles CHIX CHICKS(20…
●今日、そこで。
●CY8ER、メジャーデビューなのか。 CY8ER - 恋愛リアリティー症 (feat.中田ヤスタカ) Music Video https://www.youtube.com/watch?v=2H-Y-59mViM 苺りなはむ---来年でアイドルとしてのキャリアが十年になる---が、(たとえば「豪の部屋」とかで)BiS脱退からCY…
●引用、メモ。「対象エピソードの主体」と「メタエピソードの主体」と「メタエピソードを想起する主体」の一致と不一致について(空間と因果)。 「なぜ「私」は、同一の「私」でいられるのだろう?」(青山拓央)講談社現代新書より https://gendai.ismedia.jp/…
●「正しい」という判断にも、複数の異なる地盤があり得る。倫理として正しい、真理として正しい、美的に正しい、と。これらはそれぞれ別のことがらであり、それぞれ食い違う。真、善、美は、互いに相容れない部分をもつ。 倫理としては正しくないが、真理と…
●RYOZAN PARK巣鴨で保坂和志の小説的思考塾vol.7(以下は、ぼくの主観や解釈が---おそらく勘違いなども---入っていて、正確なレポートではないです)。 今回は、いくつかの実例が示されながら、けっこう実践的なことが語られた。たとえば、村上春樹の「ウィズ…
●今日、そこで。
●ヴェンダース『アメリカの友人』をU-NEXTで観る。昨日につづいて、映画を観られなくなってしまったことへのリハビリのとして。これもすんなり最後まで観られた。 (ここ数年、ずっと観返したいと思っていたのだがソフトがみつからず、最近、U-NEXTのラインナ…
●ブレッソンの『ラルジャン』をDVDで観た(日記を検索したら、前に観たのは2002年だった)。最近、映画やドラマを観られない(何を観ても、観はじめて30分くらいで興味が途切れてしまう)のだが、これは最後まですんなりいけた。 アニメを観ても、最近では興味が…
●二つの「けっこう大変な仕事」を、なんとか期限内に終えることができた。ほっとしているが、頭はフリーズしている。「猫舌SHOWROOM 豪の部屋」と「矢口真里の火曜The NIGHT」を観ながら飲酒。 ●もうちょっとだけ、昨日のつづき。『デッドライン』(千葉雅也)…
●六本木の文喫に千葉雅也・保坂和志の対談を見に行く。 ●『デッドライン』(千葉雅也)のざっくりとした感想。文体があっさりしているのに、感覚的なものの濃度が濃いと思った。文体も描写も、さらっとしていながら、中身がみっしりつまっている感じ。記述の関…
●今日、そこで。
●11月中頃から12月中頃にかけて、けっこう大変な仕事が二つ重なっている。この一ヶ月、近所のコンビニと、それよりは少し遠い、市立図書館の分館くらいしか外に出ていないし、人とはほとんど会っていない。 (11月13日の東工大での講義以来、ほぼひきこもって…
●出典は忘れたが、前にどこかでみた記事で、いわゆる「ゴミ屋敷」の住人にインタビューして、よくよく聞いてみたら、最初のきっかけは、ゴミの分別の仕方が悪いと近所の人に指摘されたことで、徐々にゴミを出すことができなくなっていった、ということだった…
●U-NEXTで、『イメージの本』(ゴダール)。最近、映画とかドラマとかを観られない感じになっているのだけど、ゴダールなら観られるんだなあと思いながら観ていた。 とはいえ、特に強く集中しているのでもなく(ゴダールの作品を正確に読み取ろうと意気込んで…
●ネットをみていると、ちょっと前から『パラサイト 半地下の家族』という映画がヤバいらしいという噂が目の端にちらちらひっかかっていたのだが、この映画、ポン・ジュノがつくったやつだったのか。ポン・ジュノが10年ぶりに韓国でつくった、と。 映画『パラ…
●一人一人はみな個別に複雑な文脈のうちにあり、孤立しているし、分かりあえたり、対話が成立することはごくまれである。だからこそ、多くの場面で、儀礼的な寛容さが重要となるのだと思う。 (「大丈夫ですよ」「全然全然」「なんの問題もないですよ」とひた…
●「群像」一月号に載っていた、郡司ペギオ幸夫による『読書実録』(保坂和志)の書評(「徹底した受動性の肯定的転回」)より。 《二百部だけしか刷られないそういった書物は、徹底して断片として屹立しながら、知の全体という普遍性を担う。》 《芸術とはその存…
●人を納得させる上手い言い回し(フレーズ・比喩)というものには、基本として警戒心をもった方がいいと思う(「なるほど」と思うフレーズは眉につばをつけて聞く)。場をしらけさせ、人をきょとんとさせ、お経のように意味が飲み込めず、その違和をいつまでも持…
●メモ。「アイドル三十六房」から。加納エミリのファーストアルバムが出た。nuance(ヌュアンス)というグループが面白そう。 加納エミリ / Just A Feeling (Official Music Video) https://www.youtube.com/watch?v=KAYvvVQxYBk 加納エミリ 1st ALBUM "GREE…
●今日、そこで。
●メディウムスペシフィックを避けたいという感じが強くある。「絵画に固有な問題」「小説にだけできること」「アニメだからこその表現」みたいなメディウム固有性の強調によってかえって、個々の作品、作家、需要者、場(場面)などの存在の個別性(固有性)が見…
●U-NEXTで『きみと、波にのれたら』(湯浅政明)を観はじめるのだが、最初の三十分で挫折。興味をひかれる要素を何一つとしてみつけることが出来なかったので根気がつづかなかった。もう少し先まで粘って観れば、また違うのかもしれないが…。 (『夜明け告げる…
●「猫舌SHOWROOM 豪の部屋」、金子理江の回、面白かった。 豪の部屋 ゲスト:金子理江 2019年12月3日 https://www.youtube.com/watch?v=AVaR0kflU_Y&t=1327s 金子理江と言えば、ミスiDの面接に八時間遅刻した(にもかかわらずグランプリを受賞した)こと、子供…
●風見慎吾からもうすぐ35年…。環境の変化、世代の交代、文化の定着と洗練と更新…。時間の経過。下の動画を観て、それらのことをしみじみ感じた。 MALIYA - Breakfast In Bed feat.Ryohu (Prod. by STUTS)(Dance Session) https://www.youtube.com/watch?v=…