2026/01/16

⚫︎ちょっと昨日の補足。『心が叫びたがってるんだ。』でとても重要なのは、自分自身(自分自身の「表現」)を「自分の言葉」でするのではなく「他者の言葉(他者の表現)」の中に発見する、ということだろう。 父からの呪いを受けて言葉を失った(「喋る」こ…

2026/01/15

⚫︎東京科学大学でアニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』を深掘りする講義。講義が終わった後、礒﨑憲一郎さんと「晩年」の話をするなど。 以下、講義で使ったスライドの一部を公開します。坂上くんとの対話によってすでに「呪い」が解かれている成瀬さんが…

2026/01/14

⚫︎(1月11日の日記の続き)ツタヤディスカスでレンタルしたDVDで『ヘリウッド』(長嶺高文)。四十数年ぶりの再会だが思っていた以上に酷かったし、そして見事なくらい面白くもなかった。ただ、これが80年代初頭の空気だよなあというノスタルジーはたっぷり…

2026/01/13

⚫︎名前としては超有名であるのに、それに比べその作品の意味や可能性が未だ充分に受け止められ、理解されているとは思えない、魅惑を放ちつつも解けない謎のようにしてある画家(絵画)がぼくにとっては二人いて、一人がアルツハイマー発症後の最晩年のデ・…

2026/01/12

⚫︎インターネットは恐ろしいと思った。インスタグラムのぼくのタイムラインに「おすすめ」として森七菜のオフィシャル・アカウントが出てきた。今まで芸能人のアカウントがタイムラインに挙がってくることなどなかったのに。 これまでぼくが、ウェブ上で行っ…

2026/01/11

⚫︎ツタヤディスカスで『ヘリウッド』(長嶺高文)のDVDをレンタルできることを知った(まだ手元に届いてもいないが)。作品としての良し悪しを超えて、ぼくに深く刻まれてしまっている映画で、しかし公開時(1982年)に一度観て以来、観ることができていない…

2026/01/10

⚫︎『ふれる。』をU-NEXTで。監督・長井龍雪、脚本・岡田麿里、キャラデザと作画監督・田中将賀のトリオによる新作が2024年に公開されていたということを今まで知らなかった。15日に東京科学大学(ほぼ旧東工大)で『心が叫びたがってるんだ。』について深掘…

2026/01/09

⚫︎神奈川大学みなとみらいキャンパス米田吉盛記念ホールで、『いもの国風土記』(井上文香・黒川幸則)、第一部から第三部を観た(第三部は初公開)。このような映画でネタバレというのは変な話だが、この映画の第一部と第二部を観ている人で、第三部を前情…

2026/01/08

⚫︎ドラマ『ひらやすみ』をU-NEXTで。ちょっとだけ観ようと思ったら10話まで観てしまった。 ⚫︎このドラマを観たすべての人が思うと思うけど、まず森七菜すげー、と思った。最初に登場する場面で、岡山天音から「美大合格おめでとう」と言われて「美大なんてフ…

2026/01/07

⚫︎最近では新作の映画の公開を待ち遠しく思うということがほとんどなくなってしまったが(逆に、観たいと思っていた映画なのに気がついたら公開が終わっていたということが多い)、四年間待たされた『閃光のハサウェイ』の二作目が今月末から公開されること…

2026/01/06

⚫︎『われらの狂気を生き延びる道を教えてください』が素晴らしいのは、最後の最後はなぜか唐突に「いい話」風に落とすのだが、その直前までは、とにかく酷い酷い酷い世界の中で、どんなに状況が酷くなっても、徹底して不謹慎にふざけ倒しているところだろう…

2026/01/05

⚫︎U-NEXTで、コンプソンズ『われらの狂気を生き延びる道を教えてください』(2022年)。 この日記で色々批判的なことを書いているのに、結局コンプソンズ大好きじゃん、自分、という感じで、またまたコンプソンズ公演の映像を観た。で、驚いた。これはもう最…

2026/01/04

⚫︎U-NEXTで『近畿地方のある場所について』(白石晃士)を観た(原作は読んでいない)。観始めてすぐ、これは新年早々に観る映画じゃなかったな、と少し後悔する。 《「何らかの手段で見つかった、実際の出来事をめぐるテキストや視聴覚資料(=フッテージ)…

2026/01/03

⚫︎富士山、どーん ! 。

2026/01/02

⚫︎U-NEXTで、コッポラの『メガロポリス』を観た。妙な言い方になるが、予想した通りにびっくりするほど面白くなかった。冷酷な言い方をすれば、悪い時のコッポラが全部出ているような感じ。しかし、だとしても、この作品を簡単に否定できるかといえば、そう…

2026/01/01

⚫︎関田育子『at one』をDVDで観た(DVDは人からお借りした)。これは公演の記録映像ではなく、公演を一旦、解体(フレーミング・カット割り)し、再接合(モンタージュ)することで、別物の映像作品として再構築したものだと考えるべきだろう。 (観客席とは…

2025-12-31

⚫︎つちやそうたさんから教わったスマホで絵を描くアプリ「Sketchbook」は、操作が簡単なわりにできることがいろいろあって、面白くてハマってしまった。このアプリを開くと時間が瞬く間に溶けていく。何日か前、ちょっと最近なかったくらいの酷い肩こりと目…

2025-12-30

⚫︎笠井潔の矢吹駆シリーズの最新刊『夜と霧の誘拐』の電子書籍版が紙の本の半額になっていたので思わず買ってしまったが、750ページあるという長い小説を電子書籍で読める気がしない。今まで、電子書籍で最後まで読み通せたのは漫画と新書だけで、たとえばウ…

2025-12-29

⚫︎我々は二つの目を持っている。目が二つあるにもかかわらず、視覚像は一つだ。通常、二つある目の一方から得られるものを視覚像として(利き眼)、もう一方の像は背景に退き、差分(視差)を得るために潜在的に働いている。 目が二つなのに視覚像は一つ。も…

2025-12-28

⚫︎スマホのアプリで描いた絵をPCモニター上で再構成した。その二。

2025-12-27

⚫︎コンプソンズ『愛について語るときは静かにしてくれ』をU-NEXTで。この作品は途中で「意外な展開」があり、それについて触れずに感想を書くことができないので、「ネタバレ」しているので注意してください。 コンプソンズという劇団を知ったのは、『ミッシ…

2025-12-26

⚫︎スマホのアプリで描いた絵をPCモニター上で再構成した。

2025-12-25

⚫︎お知らせ。VECTIONのメンバーで長いこと考え続けていたテキスト「なぜ3ではなく5なのか ? ― 権力分立と希望の幾何学#3」が「EKRITS」で公開されました。権力分立と相互抑制についての話は、三権分立(司法・立法・行政)にしても「真・善・美」にしても「…

2025-12-24

⚫︎『台北ストーリー』(エドワード・ヤン)をDVDで。ツタヤディスカスで借りた。1985年公開のエドワード・ヤン長編2作目。 この次に作る『恐怖分子』で、エドワード・ヤンは彼のスタイルを確立するのだが、そのちょっと手前のこの感じがちょうどいいような気…

2025-12-23

⚫︎ドローイング。顔、ゲシュタルトの閾値。これもスマホで描いた。

2025-12-22

⚫︎つちやそうたさんに教えてもらったアプリで描いてみた絵、その二。 note.com

2025-12-21

⚫︎昨日の保坂さんの会で、つちやそうたさんに教えてもらったアプリで描いてみた絵。

2025-12-20

⚫︎RYOZAN PARK巣鴨で、保坂和志「小説的思考塾vol.22」、および忘年会。保坂さんは冒頭近くで来年自分は70歳になるという話をした。古参の保坂読者も50歳代、60歳代になるだろう。しかしこの「思考塾」という場には、20歳代から60歳代くらいまでの世代の人が…

2025-12-19

⚫︎『脳内ニューヨーク』(チャーリー・カウフマン)をDVDで。ツタヤディスカスで借りた。思った以上にどしんと重たい映画だった。 (邦題はあまり良くなくて、原題は「Synecdoche, New York」。「シネクドキ(提喩)」とは、全体・上位概念で部分・下位概念…

2025-12-18

⚫︎『泳ぎすぎた夜』(ダミアン・マニヴェル・五十嵐耕平)をDVDで。ツタヤディスカスで借りた。すごくいい。 こんなに、何のケレンもなく映画のリアリズムの理念に徹底して忠実な映画も珍しいのではないか。6歳くらいの男の子と、弘前という土地(風景)があ…