2020-06-30

●Netflixの『攻殻機動隊 SAC_2045』は、面白くなりそうなのか、ならなそうなのかも、よく分からなくて、なかなか先(つづき)を観たいという気持ちを保てない感じだったのだが、6話まで来てようやく物語が動き出したというか、その芯にちょこっと触れたみたい…

2020-06-29

U-NEXTで、森崎東『女咲かせます』を観た。上昇と下降、そして視線と宴会。 ●川谷拓三も平田満も名古屋章も、松坂慶子を見ている。川谷は愛情と監視、平田はただ引きつけられるように、名古屋は監視。特に面白いのは平田の視線。平田のまなざしは、冒頭近く…

2020-06-28

●気持ちがすさんでいるときは、星野源のこの曲を聴きたくなる。 地獄でなぜ悪い(music video) https://www.youtube.com/watch?v=nkIMVLEVNWI ただ、好き嫌いを言えば、この曲が好き。 星野源 – 恋(Live at Tokyo Dome 2019) https://www.youtube.com/watch…

2020-06-27

●ちょっと前から、YouTubeで広瀬香美が妙なテンションではっちゃけているのが気になっていたのだけど、さっそくミラクルひかるがネタにしていて、さすがだと思った。1:34くらいから。 ミラクルひかる 新作ものまね3連発!! 小池百合子/広瀬香美/蓮舫 https://…

2020-06-26

●野木亜紀子脚本の新しいドラマ『MIU404』を観ていたのだが、おばあさん役で出ている人が平野文だと気付いて衝撃を受ける。時間はそんなにも流れているのか、と。が、調べてみたら、どうも老けメイクをしての出演だったらしい。それはそうだよなあと納得する…

2020-06-25

●『ラディカル・マーケット』の著者の一人、E・グレン・ワイルが本の内容を「5つのアイデア」として自ら要約している。 ブロックチェーン開発者も注目する「ラディカル・マーケット」、著者のスピーチを紹介 https://coinchoice.net/author-of-radical-marke…

2020-06-24

●『ラディカル・マーケット』に書かれているQuadratic Voting(二次の投票)が、近い将来実際に国政や地方の「選挙」で採用されるという未来を考えるのは難しいかもしれないけど、たとえば、マンションの管理組合とか自治会とかPTAとか、そういう(トップダウン…

2020-06-23

●昨日からの続き。『ラディカル・マーケット』の第二章「ラディカル・デモクラシー」から。なぜ《公共財に影響を与える個人が支払うべき金額は、その人が持つ影響力の強さの度合いに比例するのではなく、その2乗に比例するべき》なのか。 《なぜそうなるのか…

2020-06-22

●集団的に何かを決める時に、全員に等しく一票が与えられて投票し、多数をとったものに決まるという投票のあり方(多数決)の限界というか、それへの不信を前々からずっと感じていた。たとえば、メカニズムデザインの研究をしている酒井豊貴は、単純な多数決と…

2020-06-21

●おーっ、と声が出る感じの古い動画がYouTubeにあがっていた。トゥナイトの利根川さんを観たのは何年ぶりだろう。中沢新一のチャラさがすごい。八十年代。 トゥナイト 東大駒場騒動 西部邁、中沢新一、栗本慎一郎 https://www.youtube.com/watch?v=PVB1MsQxY…

2020-06-20

●一昨日の続き。『ラディカル・マーケット』第一章「財産は独占である」から引用。 ●COSTを導入するとしたら、まず何からはじめるべきか。 《市場と経済の仕組みを根本から変えることになるシステムに、一足飛びに移行するのは軽率だろう。自分が所有してい…

2020-06-19

●下の引用は、立花史さんのツイッターから。エリー・デューリングの翻訳本はいつ出るのだろうか。首を長くして待っている。 《エリー・デューリングによる論文集の翻訳に携わっているが、担当部分がだいぶ仕上がりつつある。この論文集は、どちらかというと…

2020-06-18

●教えられて『ラディカル・マーケット』(エリック・A・ポズナー/E・グレン・ワイル)という本を読んでいる。市場主義(自由・競争・開放性)を徹底させるためには私有財産という考え方を改める必要があり(財産が常にオークションにかけられているような状態)、…

2020-06-17

●改めて『アンナチュラル』を観直している。三話まで観た。野木亜紀子の作風が誰に似ているのか考えると、米澤穂信ではないかと思った。作風が似ているというより、問題に対する知性の行使の仕方が似ている、というのか。 野木亜紀子の書くドラマを観て「形…

2020-06-16

●普段なら、強く興味をもつ作家が候補にあがりでもしない限り芥川賞に特別な興味はないのだが、今年は「新人小説月評」をやっていて、芥川賞の対象となる小説をすべて読んでいるので(だから当然、候補作はすべて読んでいることになる)、発表された芥川賞候…

2020-06-15

●字数の少ない原稿を書く時にパズルをやっているような気持ちになることが多い。ここを五字分削ったから、こっちを五字分増やせるとか、この部分の表現を変えると二字分減らすことが出来るとか、この言い方だと言いたいこととはややずれてしまうけど、きちん…

2020-06-14

●今月いっぱいで配信が終わってしまうみたいなので、U-NEXTで『ヒッチコック/トリュフォー』(ケント・ジョーンズ)をぼんやりと観ていた。十人もの映画監督にインタビューしていて、それが全員男性だというのはどうなのかと思ったりもするけど(2015年につくら…

2020-06-13

●Sweet William feat. kiki vivi lily Talk to me (feat. kiki vivi lily) https://www.youtube.com/watch?v=OerkQrbL7do Tempo de sonhar (feat. kiki vivi lily) https://www.youtube.com/watch?v=6HpWEECz4IU ●Sweet William feat. Jambo Lacquer 休花 (f…

2020-06-12

●寝る前に何か一本映画を観ようと思って、U-NEXTで『男の顔は履歴書』(加藤泰)を観たのだが、選択を間違えた。心安らかに眠れなくなった。凄すぎて観ていて辛い。その密度に傷つけられる。傑作は、まるで現実のように人の心を傷つけることがある。

2020-06-11

●『こおろぎ』(青山真治)を、U-NEXTで観た。山崎努のやりすぎな感じがぼくにはちょっときつかった。食事の場面もちょっときつい。 鈴木京香と山崎努が暮らしている別荘の前の斜面がとてもよかった。そこを車が降りてきたり、昇っていったりするのも、山崎努…

2020-06-10

●今からみるとはるか昔のようなバブル崩壊以前(昭和)の匂いの強く漂う動画をみつけた。この鼻持ちならないスノッブな感じが懐かしい。村上龍、近藤等則、中沢新一、岡部まり。当時の自分にとって憧れの上の世代だった人たちを、今、年下の「若者」として観て…

2020-06-09

●鎮座dopenessのあたらしい動画をYouTubeでみつけて、そこにあった「Jambo Lacquer」と「チプルソ」という名を検索して、韻シストBANDに至った。 鎮座dopeness / Ice Coffee (feat. Jambo Lacquer & チプルソ) https://www.youtube.com/watch?v=G0NNXpzWdI0 …

2020-06-08

●U-NEXTに新しく追加されたので、『東京上空いらっしゃいませ』(相米慎二)を観た。よかった。これを観るのはいつ以来だろう。90年公開の映画で、80年代にイケイケだった相米慎二の転換点みたいになった作品。公開時に観た時は、好きだけど、これはこれでいい…

2020-06-07

●密度は要約できない。樫村晴香の思考の密度は、樫村晴香の文章を読む/読み直す/書き写すことによってしか再現できない。以下、樫村晴香「自分が死ぬとはどういうことか?---の変遷」(群像7月号)より引用。 《しかしそれでも、自分が死ぬことをただならぬこと…

2020-06-06

●引用、メモ。ティム・インゴルド『人類学とは何か』第二章「類似と差異」より。 《これは、約五〇年前にアメリカの人類学者クリフォード・ギアツによって表明された、人間の条件について繰り返し言われる見解であるが、その中でギアツは、「われわれ人間に…

2020-06-05

●引用、メモ。ティム・インゴルド『人類学とは何か』第二章「類似と差異」より。個体発生と歴史について(「本能」は「発達」の結果であって原因ではない、あなたが歩くようになるということは、あなたが歩くしかたで歩くようになることであって、二足歩行の…

2020-06-04

●『天気の子』について、もうちょっと。考えてみれば、この世から消えた(≑死んだ)女性を蘇らせるために男が冥界に降りてゆく(昇っていく)話だという点で、『星を追う子供』も『君の名は。』も『天気の子』も共通している。まあ、『雲のむこう、約束の場所』…

2020-06-03

●(昨日のつづき)昨日の日記で『天気の子』について、《主人公の帆高が、世界を救うことよりも陽菜を救うことを選択する》ことについて《それほど重要なことではないと思う》と書いたが、これはちょっと適切でなかったかもしれない。 たとえば『君の名は。』…

2020-06-02

●U-NEXTで、『天気の子』を観た。普通に面白かった。残念ながら、『君の名は。』のような傑作ということにはならなかったと思うけど、とても充実した作品だと思う。 物語的にはシンプルなボーイ・ミーツ・ガールの話であまりひねりはない。例えば、晴れ女と…

2020-06-01

●YouTubeの動画で「風をあつめて」のカバーが(細野晴臣や松本隆も気に入っているということで)話題になっているジョシュ・ターナー(Josh Turner)という人がいるのだけど、どんな人かと思って検索すると同姓同名で別人のカントリー歌手がヒットしてしまってま…