2021-03-02

●「考えるな、感じろ」、「感じるな、考えろ」、「考えなければ、感じられない」、「感じなければ、考えられない」という4つの文は、排他的ではなくどれも真であり、必須であり、どれが欠けてもいけない。さらにここに「知る」を含める。「知るな、感じろ」…

2021-03-01

●リモート版「保坂和志の小説的思考塾 2nd」を昨日観た。以下は、感想であって要約ではありません(とはいえ、保坂さんの発言が曖昧に混ざっているので、オリジナルというのでもない)。 精神分析が、転移と逆転移によって成り立つのであれば、患者と分析家が…

2021-02-28

●あるサブカル系の有料配信イベントで能町みね子が、「画家が本業じゃないけど個展とかやる有名人(芸能人、業界人、スポーツ選手など)で絵がひどいと思う人ランキング」というのを発表していて、ぼくがこの言葉を聞いたとたんに真っ先に思い浮かべた人がぶっ…

2021-02-27

●「古文訳J-POPの世界」で有名な「有隣堂しか知らない世界」の動画を観ていて、有隣堂に「飲食事業推進課」というのがあるのだということを知った。いまや、本だけ売って商売を成り立たせるのは、無理があるのだろう。本屋さんにカフェがあるのは普通だけど…

2021-02-26

●今週の「火曜The NIGHT」に「パピプペポは難しい」というアイドルグループが出ているのを観た。6人組みのグループ(出演していたのは3人)だが、なかに一人、ずっとキリンのかぶりものをかぶっているメンバーがいた。この人は、二年くらい前にグループに加入…

2021-02-25

●はじめてつくる大学の授業のシラバスの締め切りが28日。日本語で小説を読んで、日本語で講義するのだけど、日本語だけでなく英語版のシラバスもつくらなければならない。もしDeepLがなかったらどんなに大変だっただろうか。 (シラバスの書き方マニュアルの…

2021-02-24

●YouTubeにあった『浜梨』(関田育子)の動画を観た。 https://www.youtube.com/watch?v=1uFqo_t3TFE 舞台の上手から下手の空間が、マンガの見開きの二ページのように使われていて、そこに多平面的に複数の視点(フレーム)が配置され、そのコマ割りが時間の経過…

2021-02-23

●『盆石の池』(関田育子)について、もう少しだけ。 映画を撮るという発想だとどうしても、ロケであってもセットを組む場合であっても、まず三次元の空間があって、それに対して、どの位置にカメラを置き、俳優を配置するか、という発想になると思う(鈴木清順…

2021-02-22

●関田育子『盆石の池』の配信をなんとなく買って観たのだが、これはすごい発明なのではないかと思った。演劇に親しくない者としてあえて雑な言い方で言えば、はじめてチェルフィッチュを観た時くらい驚いた。 http://scool.jp/event/20210221/ この興奮は勿…

2021-02-21

●面白くてずっと観てしまった。 「アカデミックとVRユーザをつなぐ学術イベント「Close Encounters of the Third Kind(第三種接近遭遇)」第三部 ソーシャルVR体験談をもとに研究者とディスカッション!」 https://www.youtube.com/watch?v=DZoknaDJzis 上の動…

2021-02-20

●柄沢祐輔の作品集『アルゴリズムによるネットワーク型の建築をめざして』の最初のところに、「スモールワールドネットワークの図式を使って桂離宮を分析した図」が載っているのが興味深い。 正確には、エリー・デューリングによる「脳に反して思考する」と…

2021-02-19

●劔樹人によって語られた怪談が面白く、気にかかったので、メモとして、ここに書き留めておく(12分くらいから)。 住倉カオスのRadio★オカルトロニカ Radioオカルトロニカ #40 ゲスト:劔樹人さん⑩ https://www.himalaya.com/jp-ghost-storyline-rakugo-podc…

2021-02-18

●kiki vivi lilyと、おかもとえみ。 【Park Live】kiki vivi lily 2021.1.15(fri)19:20~20:20 https://www.youtube.com/watch?v=yy0VCNFvgkU 【Park Live】おかもとえみ | OkamotoEmi 2020.12.11(fri)19:20~20:20 https://www.youtube.com/watch?v=ru…

2021-02-17

●『クリーピー』を昨日観ていて、強く印象に残ったのが、西島秀俊がリビングのソファーに座っていて、そこから、キッチンで竹内結子が椅子に座ってテーブルで夕食の支度っぽいことをしている背中が見える場面。西島秀俊がノートに向かって集中していて、ふと…

2021-02-16

●『パラサイト』の地下シェルターの描写を観ていて、なんとなく『クリーピー』(黒沢清)を連想したので、U-NEXTで観た。黒沢清の演出や描写がキレキレなのは勿論だけど(特に大学の場面はどれもひっくり返るくらいすごい)、それでも、ぼくにはこの映画(このお…

2021-02-15

●ポン・ジュノの『パラサイト』をようやく観た(Netflixで)。圧倒的な作品である『母なる証明』などにくらべるとやや単純過ぎるきらいがあると思ったが、エンターテーメントとして成功するためにはこのくらいシンプルである必要があるのかもしれない。 半地下…

2021-02-14

●『まだ結婚できない男』に、阿部寛が自分一人で食べるためだけに本格的な北京ダックを自分の手でつくっている場面があって(笑うと共に)感動した。結果として、隣の部屋にお裾分けもするのだが、それはドラマの展開の必要上そうなったということで、阿部寛は…

2021-02-13

●夢。巨大な女性(リアルな感じではなく、CGで作られたような質感)が、寝ているぼくを腰をかがめて見下ろしている。そして、寝ているぼくに砂をかけはじめる。ぼくはこれを夢だと感じていて、これが一体何を表しているのだろうかと思う。女性はぼくの左側に立…

2021-02-12

●引用、メモ。『実在論的転回と人新世』(菅原潤)、第三章「マルクス・ガブリエルの無世界観」より。自分なりに整理したが、けっこうややこしい。 ●クリプキは、存在するものと存在しないもの(架空のキャラクターなど)に違いについて、次のように考える。バン…

2021-02-11

●Netflixで「まだ結婚できない男」の1話、2話を観た。「結婚できない男」の第二シーズンがあったのを知らなかった。テレビドラマを観るという経験の多くを、「俳優たちの顔を見る」ということが占めているのだということを感じる。ドラマ2話分を振り返ると、…

2021-02-10

●『デッド・ドント・ダイ』(ジム・ジャームッシュ)をU-NEXTで観た。うーん、これは厳しい。ゾンビをネタにしたライトなコメディかと思っていたが違った。救いがなく、先への見通しがない。特に、今のような状況で観るのはキツい。ラスト近辺はほとんど『発狂…

2021-02-09

●ジャン・クロード・カリエールが亡くなったのか。赤坂大輔さんがツイッターにあげている、カリエールのこのインタビューはぼくもとても印象に残っている(84年の「イメージフォーラム」に載っていたもの。同じ号に、黒沢清『女子大生・恥ずかしゼミナール(仮…

2021-02-08

●『事故物件 恐い間取り』(中田秀夫)をU-NEXTで観た。最初の方の、大阪の芸人やテレビの世界を描写しているところがすごく充実していて面白かったのに、本格的にホラーの世界に入ってからは、いろいろ既視感を感じてしまう感じだった(まったく同じ幽霊が同時…

2021-02-07

●劇場版『SHIROBAKO』をU-NEXTで観た。観ている時はけっこう盛り上がって、これは面白いと思っていたが、観終わってみると、急に気持ちがすっと冷めてしまった。それはおそらく、終盤の展開が「型通り」というか、お話の必然性よりも、「観客を盛り上げさせ…

2021-02-06

●おお、「文學界」で成田悠輔さんの連載が始まっている。第一回は、「測らない経済」というアイデアというか、コンセプトが示され、その具体的なイメージは次回以降に示されるということだけど、次がはやく読みたい。今後の展開が楽しみ。 《お金から解放さ…

2021-02-05

●これ、いったいどうなっているのだろうか。 https://twitter.com/kenrikodaka/status/1356911765745848320

2021-02-04

●以下は、『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』(仲正昌樹)の第三章「大衆は「世界観」を欲望する」の「陰謀論という「世界観」」という節からの引用。アーレントの分析は、びっくりするくらい「今の日本」にあてはまる。なお「※」は、ハンナ・アー…

2021-02-03

●火曜 The NIGHTでは、たこやきレインボーがゲストで、司会の矢口真里が「あれ、たこ虹ちゃんたちは四人組みだっけ」と問うと、メンバーは「一人は今、実家に帰ってます」と答えた。この緊急事態宣言の時期に「実家に帰ってる」とはどういうことだろうと軽く…

2021-02-02

●有名なプリ・ド・ローザンヌ。今年はコロナの影響で、それぞれのダンサーが、自分の所属するスクールやスタジオで踊っているところを撮った映像で審査するという形になっているようだ。ダンスだけでなく、ダンサーごとに、それぞれのスタジオの雰囲気の違い…

2021-02-01

●『精神分析にとって女とは何か』補章「ラカン派における女性論」(松本卓也)は、ラカンの女性論の要約であり、ぼくにとっては未知のものではないが、復習としてメモしておく(何度も復習しないと忘れてしまう)。 ●50年代のラカン(男性はファルスを所有しよう…