2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2022/11/30

●26日の日記に書いた宇佐美日苗さんと小鷹研理さんの「あなたは今、しています。A3」。こういう動作を込みの作品なのか。上を向いてから、下を向く(板を、見上げてから、見下ろす)ことと、板を反転させることが、効いていそう。板と自分(の視点)との関係の変…

2022/11/29

●夢の話。ぼくは床に体育座りのようにして直接座っている。床に寝転んでいる女性と話している。彼女は、知り合いの男性について心配ごとがあり、ぼくに、機会を見て彼を慰めてやって欲しいと言っている。しかし彼女は、話しているうちに徐々に床のなかに沈ん…

2022/11/28

●世界がこんな情勢だと、ガンダムがいっそうリアルに感じられる。逆に言えば、もはやガンダムを呑気にエンタメとして観ることができない。『水星の魔女』も生々しいし、『閃光のハサウェイ』も『Gのレコンギスタ』も生々しい。『ガンダムUC』も観直して考え…

2022/11/27

●お知らせ。アートトレイスギャラリーで行われる、HOxRN(小野弘人 x 西尾玲子)による展覧会「遠回りの作法―ミース・オン・ザ・グラウンド」のトークイベントに、上田和彦さんと、ゲストとして参加します。テーマは「絵画の透明性・建築の透明性」で、つまり…

2022/11/26

●下の画像は、小鷹研究室の「注文の多いからだの錯覚の研究室2」に参加した水野勝仁さんのnotoの記事から勝手にスクショしたもので、宇佐美日苗さんと小鷹研理さんの「あなたは今、している。A3」という作品なのだが、これ、シンプルだけどすごくヤバそう。…

2022/11/25

●議論は、ディベートではないし、折衝でもない。ディベートは、勝ち負けを争う論破ゲームだ。折衝は、相容れない相手との間に妥協点を見出すための話し合いだ。議論には、勝ち負けはないし、結論(落としどころ)も必要ではない。異なる意見を持つ人が、議論を…

2022/11/24

●『閃光のハサウェイ』を改めて観直した。一回目に観たときには、なんでガンダムが宇宙に浮いていてそれをわざわざ取りに行かなくてはならないのかよく分からなかった。二回目で、発注したガンダムを、用心のために「空中受領」する事にしたとセリフでチラッ…

2022/11/23

●劇場版『Gのレコンギスタ I 行け! コア・ファイター』をプライムビデオで。「Gのレコンギスタ」は、テレビ放映時にリアルタイムで途中まで観ていたが、さまざまな要素が入り乱れて、あまりにもガチャガチャしているので(それこそが最大の魅力でもあったのだ…

2022/11/22

●昨日の日記で引用した『差異と反復』第五章の、引用最後の部分を再度引用する。 《強度は、〔経験的には〕感覚不可能なものでありながら、同時に感覚されることしか可能でないものである。どうして強度は、その強度を覆っている質や、その強度がそこへと割…

2022/11/21

●ちょっと思うところがあって、ドゥルーズ『差異と反復』を拾い読みしている。思うのは、すごく数学と物理学を使ってくるじゃん、ということ。数学(形式言語)によって、自然言語(自然言語レベルのロジック)では言えないことが言える、という感じが伝わってく…

2022/11/20

●『閃光のハサウェイ』が面白かったので、宇宙世紀シリーズの時系列で「ガンダムUC」と「ハサウェイ」の間に位置する『機動戦士ガンダムNT』を観てみたのだが、これはイマイチだった。 ガンダムを多く観ているわけではないのであまり断定的なことは言えない…

2022/11/19

●『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』をNetflixで観た。まったく予備知識無しで観たのだが「宇宙世紀」シリーズだった。「逆襲のシャア」から12年後、「ガンダムUC」から9年後に、ブライト・ノアの息子(ハサウェイ・ノア)がテロリストになっている話。三…

2022/11/18

●「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」、プライムビデオで観られる36話まで観た。面白くなくはないが、最初の頃に比べるとちょっとテンションが下がってきた感じか。とにかく、ほとんど常に「おお、そうくるのか…」という予想外の展開がなされるので、その意味では…

2022/11/17

●ずいぶんと久しぶりにだが、「吉岡実全詩集」を引っ張り出してきて読んだ。読んだのは詩集「静かな家」に収録されている作品。内容的にはちょっと古びた感じもある(性的な含意が今ではやや紋切型に見える)のだが、形式的には、今、自分がやっていることと近…

2022/11/16

●ある人と話していて、「ちゃんと分かってもらおう思って、作品について少し丁寧に説明したら、その人が別の場所で、「感想」として、自分が話したこととほぼ同じことを書いていた、ということがままある」ということを言っていて、ああ、確かにと思った。「…

2022/11/15

●ドローイング(紙に、鉛筆、水彩絵具)。 ペインティング(キャンバスに、鉛筆、油絵具)。

2022/11/14

●『王国(あるいはその家について)』(草野なつか)を「物語」の水準で要約するならば、「不安定な状態にある人」と「不安定な状態にある家族」の不幸な出会いによって悲劇的な事件が起きてしまった、ということになるだろう。とはいえ、ここで追求されているの…

2022/11/13

●『王国(あるいはその家について)』(草野なつか)の終盤、いわゆる「本読み」が行われている場面では、脚本にあるはずの「ト書き」の部分が読み上げられない。俳優でなくとも、シーン番号を読み上げる声や、ノドカの子供のセリフを読み上げる声によって読み上…

2022/11/12

●ペインティング。 ドローイング。

2022/11/11

●『王国(あるいはその家について)』(草野なつか)。観るのは二回目だけど、こんなに「顔」ばかり映し出される映画だったっけ、と思った。前半はそうでもない感じだが、映画が進むにつれてどんどん顔に寄っていく感じ。この「顔」への注目は何なのだろうと考え…

2022/11/10

●U-NEXTで『秋立ちぬ』(成瀬巳喜男)。すばらしかった。ちょっと『ドイツ零年』とか『動くな、死ね、甦れ』とかを思い出す。風景・空間・環境の中にぽつんと突っ立っている子供(たち)の存在のよるべ無さ。 少年と少女、二人の子供の「涙」を、それそれ一度ず…

2022/11/09

●すごいと言うのか、恐ろしいと言うべきか、この日記に「ドンブラザーズ」について書いたら、携帯でみるGoogleニュースのタイムラインに「ドンブラザーズ」についての記事が流れてくるようになった。ネット上の振る舞いはすべてGoogleに見られているのだなあ…

2022/11/08

●VECTIONで、イーサリアムの創案者ヴィタリックによるソウルバウンドトークンについての記事を読んでいたら、次のような格言が引用されていた。 《those who most want to rule people are those least suited to do it》 (人の統治を最も望むものは、その統…

2022/11/07

●時々とても聴きたくなって、聴くと必ず泣いてしまう初期の大貫妙子。 Taeko Ohnuki - 突然の贈りもの (1978) [Japanese Pop/Easy Listening] - YouTube 新しいシャツ / 大貫妙子 - YouTube Sugar Babe - いつも通り - YouTube Takeo Onuki (大貫妙子) - 海…

2022/11/06

●土岐麻子による原田知世カヴァー(「天国にいちばん近い島」)を聴いて、そういえばオシャレ化(スウェディッシュ・ポップ化)するより前、初期の原田知世曲がけっこう好きだったことを思い出した。 天国にいちばん近い島 - YouTube 原田知世 天国にいちばん近…

2022/11/05

●CDを引っ張り出して、久々に聴いていた。 これも。 そして、外付けのディスクドライブがいきなり完全に壊れた(どのディスクもまったく読み込まなくなった…)。 追記。PCを再起動して、ディスクドライブを繋ぎ直したら読み込むようになった。 ●それにしても、…

2022/11/04

●「ドンブラザーズ」、22話まで。さすがに20話以上も続けて観ていると飽きてくるか、と思いかけると新たな展開がくる。とはいえ、目先がくるくる変わっているだけで、何かが深まっている感じはないと言えるかもしれない。しかしそれでも、細部が蓄積されるこ…

2022/11/03

●Netflixで『チェンソーマン』の4話まで観た(原作は未読)。ここまでの展開では、「デビルマン」が始まったのかと思ったら「うる星やつら」だった、みたいに感じた(キャラの強い美少女と同居というのは「エヴァ」のシンジとアスカなのかもしれないが)。思いの…

2022/11/02

●「ドンブラザーズ」、17話まで観た。11話から17話までの7話分で、あまりにも色々なことが起こっていて理解が追いつかない。細部で所々、薄さと紋切り型が気になるところがないわけではないが、怒涛の展開がそれを補って余りある。単に出来事がたくさん重ね…

2022/11/01

●YouTubeで渋谷のハロウィンの4K動画を観ていて、ああ、なんで自分がここにいないのだろうと思った。もちろん、リア充・陽キャとはほど遠いので、友達とコスプレして参加したいというのではない。ハロウィンの渋谷は、ぼくのための場所では決してない。しか…