2000-03-01から1ヶ月間の記事一覧
朝。寝不足。ぼーっとした頭と重たい身体を無理矢理ひきづって駅までゆく。駅の自販機でブラック・コーヒー。その香りで少しだけ頭が目覚める。ホームに電車が入ってくる。 電車内では、座れたので昨日買った、椎名林檎『勝訴ストリップ』を聴く。徐々に頭が…
午後、駅前のCD屋まで椎名林檎のニュー・アルバムを買いに行く。が、CD屋のおもてに、『椎名林檎・勝訴ストリップ、完売しました。次回入荷は4/2予定。』と、貼ってある。完売って、発売日は明日なのに、もう完売。次に、少し駅から離れた、駐車場付きの…
よく晴れて風もない、のんびりとした静かな午後、と思ったら、近所の郵便局へ行ってその後にコンビニに立ち寄って帰るまでのほんの10分くらいの間に、雲が空を覆って太陽を隠し、強くて冷たい風がホコリを舞い上げて吹き荒れる。不安定な天気。雨なんか、…
朝帰り。寝不足で、眠くて重たい身体を、無理して引きずって、通勤の人たちと同じざわざわとしたペースで、私鉄からJRへ乗り換える通路を足ばやに移動する。さっきまで、電車のなかで口をあけて、だらーっと寝ていたような人たちが、ホームについたとたん…
カラスが上空を飛ぶ。その影がぼくの身体の表面を横切って通り過ぎる。 急降下して、地面すれすれを低空飛行するカラスの、すっと長くのびた羽根。そのしなやかで激しい動き、羽ばたき。 大きく羽根を横に拡げて、ゆったりと上空を旋回する、数羽のカラス。 …
このところ毎日つよい風。まあ、春は風がつよいものだろうけど、ここ数日の風は、冷たい北風。バス停のちかくの、マックやらドラッグストアやらの、旗というのか、のぼりというのか、が、バタバタと激しくはためいている。 日曜日のバス。すいたバスが広い道…
今日は、いつになく光が強い。ものの形や濃淡がくっきりと浮き上がってみえる。影になっている部分も、暗く潰れてしまわないで、濃い色として、はっきりその存在を主張している。 降り注ぐ光り。木陰に停まっている軽トラックの荷台の、くらいグレーの幌の、…
電車のなかに、昔の人みたいな人がいた。昔風とか、70年代風とか、いうのではなく、30年くらい前の人が、タイムスリップしてそのまま現れた、みたいな感じ。 白いタートルネックのシャツ、紺のジャケット、チノパン、白いソックス、茶色のローファー、中…
昨日、聴かせてもらった、カン・テーファン、佐藤充彦、富樫雅彦のCD、『アジアン・スピリッツ』(ベタなタイトル)を捜しに、新宿タイムズスクエアのHMVへ。(そこで買ったそうだ)でも、なかった。考えてみれば、このテのものをそう何枚も入荷するはずは…
晴れ。花粉を巻き上げて、風がごうごうと吹き荒れる。(こればっかし) 咽が痛かったり、頭が痛かったりするのは、花粉のせいなのか、風邪ぎみなのか。身体が重く、だるいのは、体調を崩しているのか、ただ寝不足なだけなか。もう、何が何だか分らない状態。 …
気温が低くて、曇っていたので、今日は花粉症、少し楽。それでも、目が覚めると、(鼻がつまって、口だけで息をしているので)口のなかから咽にかけて、乾燥しきってガラガラ。今日は梅干しを食べて、だ液を分泌させ、咽を潤す。 昨日、一昨日と、睡眠不足だっ…
花粉症で鼻がつまっていて、寝るとき口をあけっぱなしで息をしているので、目が覚めると口のなかから咽まで、カラカラ。水を飲んでも、カラカラなままなのだけど、林檎を齧るとだ液が分泌されて、潤う。 枯れ葉やホコリや砂や花粉を舞い上げて、風が吹きあれ…
寝不足、だるい。 日曜日の朝のホームは、ゆったりと静かな感じ。時間がゆっくりと流れる。 電車が止り、ホームに降りても、人々はいつもよりゆっくりとした速度で階段へと向かって歩いてゆく。人々の靴の底が地面に当たってたてる音も、いつもよりやわらか…
横浜へ。神奈川県民ホールで、神奈川アート・アニュアル。川崎で、かわさきIBM市民文化ギャラリー、さとう陽子・展。 横浜までの電車のなかで、黒沢清『カリスマ』の第2稿シナリオを読む。『カリスマ』は10年ちかく前からの企画で、92年に出版された…
午前5時半頃、空の色がほんのすこしの間だけ、凄い青になる。これを見たのは2度目。(前にも日記に書いた。)恐ろしく透明感のある濃い青が、空全体を覆う。濃く暗い色なのだけど、そのなかにたっぷりと光を含んだような、透明な青。読んでいた本を置いて、…
今日は、早起き。朝から、雨。 久々の湿った空気。電車の窓から見える、湿った工事現場。濡れそぼる黄色いショベルカー。傘から垂れる水滴で、床に水が溜まる。冷たい雨。 斜め上へと開くトイレの窓の、窓枠に溜まった水。ぽつん、ぽつん、と、上から落ちて…
だらだら昼ごろまで寝てる。まだ疲れがとれない。 昨日の続きで黒沢清の『カリスマ』についてちょっと。 『カリスマ』という映画が今までの黒沢作品のなかで特に抽象的だと感じさせるのは、『森』という場所の抽象性にあると思う。実際には富士山麓の森で撮…
冷たい風の吹き抜けるなか、朝帰り。途中で、ドローイングで使うために、長めの木の枝を2本拾う。帰って、寝る。 昼過ぎに、起きる。今日は、関内まで行って、横浜オスカー2で、4時50分からの『カリスマ』を観て、終了後、5分で関内アカデミー劇場へ走…
花粉が目にしみる。鼻にくる。ガンガンくる。 透明感のないべったりとマットな青い空に、カラスが数羽、点々と、ほとんど羽根を動かさない飛び方で、ぐるぐると舞っている。うんと高い上空を飛んでいて、幾層もの空気を通ってやってくる鳴き声には、震えるよ…
昼ちかくまで寝ていた。昼過ぎから、たまっていた洗濯。洗濯の合間に食事。 この1週間は、やはりなんとなくせわしなかった。約1週間ぶりで、ぼんやりと空を見上げる。空もぼんやりしている。もう、冬の透明感はないのか。 駅前のスーパーまで買い物。意識…
展覧会、最終日。会場までの電車のなかで、マイルス・デイビス『キリマンジャロの娘』 とりあえず、売れた作品だけ、撮影してもらう。のこりはどうせ自分のアトリエに帰って来るのだから・・・なんていう調子なので、去年の作品もまだ撮影してない。 自分で…
展覧会、5日目。疲れた。腰、痛い。 電車内音楽は、キング・クリムゾン『RED』 ぼくの展覧会に来た何人かの人から、良いので観た方がいいよ、と言われていたので、KEYギャラリーへ寄って岡野香織・展を観る。感想は、直接本人に言いました。 絵を描くという…
展覧会、4日目。とても寒い日。 久しぶりにたっぷりと眠った。昨日11時に寝て、今朝9時前まで。途中で何度か、目がさめたけど。疲れてはいるのだけど、なんとなく気がたっていて眠れないときは、適度な音量の持続する音が聞こえているほうが眠り易いので…
展覧会、3日目。結構、へとへと。頭痛と肩凝り。 家で朝食(と言ってもカップめん)をとりながら『花まるマーケット』を観ていて、日比谷線の事故を知る。展覧会に来た友人に、デジカメで撮った、事故の写真を見せてもらう。もし早起きしてたらあの電車に乗っ…
展覧会、2日目。今日も短めで。 ここのところ2〜3ヶ月くらい、ずっとアルコールを禁欲していたのに、気が抜けたのか、金曜日から何だかんだで毎日飲んでる。とは言っても、量はたいしたことないけど。たいした量ではないのに、毎日飲んでいると、胃とか腸…
今週は個展。今日はその一日目。かなり疲れてる。 と、いうことで、今週は、日記は、ささっと、短めで手早く終わらせることになると思う。 会場へ向かう電車のなかで聞いた、丸刈りの高校生たちの会話。 『ナントカ(バンド名)のギターって60年ぼくてカッコ…
日曜日の朝っぱらから、東大駒場寮のホーム・ページなんかを見てるってのは一体どういうこと。勿論、理由があってのこと。 暖かくなってきたせいか、天井裏でまたもやネズミの走り回る気配。まだ部屋に侵入してきた形跡はないが、そろそろ臨戦体制を整える必…
朝、6時前に目が覚めてしまう。 7時前に電話があった。何を話したかはナイショなーのーさぁーっ。(バカ) 10時前に家を出て、10時半過ぎにアトリエ到着。画廊へ持って行く作品を最終的に10点に絞り、梱包する。11時過ぎに作品を運送屋に引き渡す。…
夜、というよりも深夜から明け方にかけて、ぼーっとしながら、音楽を聴いたり、あれこれと思い付くまま本をとりだして、ぺらぺらと部分や断片だけ拾い読みして、それらをぼんやりと頭のなかで転がして、組み合わせたり、解きほぐしたりしている、ゆるく流れ…
缶コーヒーは飲むと不快になるような味だと分かっているのに、それでもいいからコーヒーが欲しくなってしまうのは、中毒以外のなにものでもない。今朝飲んだ、ポスのブラックは割合まともだった。 陸上競技場の赤い土と枯れた黄土色の芝生。砲丸投げやハンマ…