展覧会、2日目。今日も短めで。
ここのところ2〜3ヶ月くらい、ずっとアルコールを禁欲していたのに、気が抜けたのか、金曜日から何だかんだで毎日飲んでる。とは言っても、量はたいしたことないけど。たいした量ではないのに、毎日飲んでいると、胃とか腸とか、消化吸収器官の著しい衰えを感じてしまう。内蔵が重い。あと、酔うと花粉症がひどくなる。鼻水鼻づまり。アルコール分解能力は、まだまだ大丈夫みたいだけど。
今日も威勢よく花粉が飛び散ったみたい。
今日の、電車のなかでは、スライ&ザ・ファミリーストーンのベスト盤『アンソロジー』を聴く。1曲1曲はすごくいいのだけど、通して聴くとどうしても中盤でダレてしまう。しかし、終盤に入って『FAMLY AFFAIR』『RANNIN' AWAY』『(YOU CAUGHT ME) SMILIN'』と続く3曲は素晴らしくて、ふたたび引きずられるように聴き入ってしまう。そしてトドメは『ケ・セラ・セラ』。
♪ケ・セラ・セラ、ワットエヴァー、ウィル・ビー、ウィル・ビー・・・。
展覧会の会場で、長い時間自分の作品を観ている、というのは、手を入れるかもしれないという緊張感なしで、自分の作品をずっと観ている、ということで、これはあまり健康的なことではないのかもしれない。どうしてもダレた視線になってしまう。
こういう場所で展示してみて、改めて自分の作品を、まるで初めて観る他人の作品のように観られればいいのだけど、なかなかそういう突き放した視線を持続させるのは難しくて、どうでもいいような、本質から外れた細かい事(枝葉末節)ばかりに目がいってしまいがち。
この、枝葉末節モードから立ち直るのに、いつも展示が終わってから、しばらく時間がかかってしまうのだった。(この枝葉末節モードにハマってしまたことを、繊細さだと勘違いして、どんどん駄目になっていった作家を、何人も知っている。)意識的なリハビリが必要。
帰りの電車が発車する直前に、太った3人組がどどっと乗車してきた。3人ともかなりな太さ。そして、案の定、『腹がへった』とか『ラーメン食いてー』とか言っている。すべての事柄には理由がある ? 。3人乗っただけで、急に電車が混んだ感じになる。