2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2025-07-31

⚫︎メモ1。YouTubeを観ていて、サイドに出ていたサムネイルをなんとなくクリックしたらメチャクチャカッコよかった。「河内音頭」については何も知らないが。演奏が(リズムが)とにかくかっこいい。 (映像はモノクロだが、そんなに大昔ではなく、80年代くら…

2025-07-30

⚫︎吉本隆明にかんしては、強く、集中した関心があるのではないが、ゆるく、長くつづく関心があり続けている。特に『ハイ・イメージ論』を中心とした晩年の仕事に惹かれる。ただ、ずっと気になっていつづけているが、今一つ、ぐっと核心に迫れない感がある。 …

2025-07-29

⚫︎両親は、選挙があれば必ず投票に行く人たちだが、今回の参議院選挙は投票しなかった。理由は政治的なことではなく「暑さ」だ。実家から投票所まで、(80歳代後半である)両親の足で歩くと片道で20分以上はかかる。この暑さの中、20分以上かけて投票所まで…

2025-07-28

⚫︎一昨日の日記にいきなり親鸞が出てくるのは、最近(あんまり最近でもないか…)、昔書いた吉本隆明の「マチウ書試論」と『最後の親鸞』についてのテキストをnoteに転載して、その時に自分の文章を読み直したのが頭に残っていたからだと思う。『最後の親鸞』…

2025-07-27

⚫︎図書館へ行く(晴れ)。 ⚫︎図書館で借りた本(読むとは限らない)。

2025-07-26

⚫︎RYOZAN PARK 巣鴨で「保坂和志の小説的思考塾vol.21 小説の素人であり続けること」。この会は、保坂さんのレクチャーの会であると同時に、ある種の人たち(それこそ保坂さんの話を聞きにくるような人たち)の交流の場でもあって、保坂さんの話が二時間くらい…

2025-07-25

⚫︎『ル・コルビュジエの全住宅』は分厚い本なので、本の中央部分(「ノド」というらしい)が深く切れ込んでいて見えにくいし、スキャンをしても写真を撮っても肩とが歪む。 それはともかく、昨日の日記にも書いた「オカンポ邸」は、図面をよくよく見ているとか…

2025-07-24

⚫︎図書館で借りた本。 『ル・コルビュジエの全住宅』をパラパラとみていたら「オカンポ邸 ブエノスアイレス(アルゼンチン)」というページかあって、おっ、と、手が止まった。説明文を読むと、ヴィクトリア・オカンポの邸宅だという。ヴィクトリア・オカンポ…

2025-07-23

⚫︎グレアム・ハーマンによると、実在的な物(実在的対象・実在的性質)はあらゆる関係、あらゆるアクセスから断絶していて、我々がアクセスできるのは、実在の幽霊のような感覚的な物(感覚的対象・感覚的性質)のみである。そして、そのような感覚的な物と真摯…

2025-07-22

⚫︎天沢退二郎『エッセー・オニリック アーサー王・ボスコ・銀河鉄道の夜』が届いた(7月15日の日記を参照のこと)。ただ、アンリ・ボスコ論が目当てだったが、分量としては「銀河鉄道の夜」について書かれた部分が半分以上を占めていて、ついで「アーサー王」…

2025-07-21

⚫︎ピカソのこの作品(「Guitar」1912年、のうちの一つ)を観るたびに、バカボンのパパを連想してしまう。画像はTASCHEN『 PICASSO』(Carsten-Peter Warncke・Ingo F. Walther)より。 www.navigart.fr

2025-07-20

⚫︎自分では恥ずかしくて決して書くことのできない(しかし、実は趣味的には嫌いではない)ベタベタに紋切り型のファンタジー小説をGemini 2.5 proに書いてもらった。 (追記。それが凡庸で通俗的な物語だとしても、ここからちゃんとした物語へと発展させるため…

2025-07-19

⚫︎小中学校は夏休みに入ったという。

2025-07-18

⚫︎梅雨が明けたので梅の天日干し(実家の庭で採れた梅)。

2025-07-17

⚫︎SANAA(妹島和世・西沢立衛)にかんしては、公共建築は写真を見てもそこまで強く惹かれるわけではないが、住宅(西沢立衛なら「森山邸」、妹島和世なら「成城タウンハウス」や「京都の集合住宅」のような集合住宅)にとても惹かれるものがあるのだが、建築の専…

2025-07-16

⚫︎東京都現代美術館で「岡﨑乾二郎 而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」。 これまで生きてきた中で、一体どれだけ岡﨑乾二郎の作品を観てきて、岡﨑乾二郎の作品について考えてきたことか。そしてそれは、2020年の「視覚のカイソウ」展でいったん、ぼ…

2025-07-15

⚫︎本棚で本を探していたらクリアホルダーに挟まって、最初の個展のDMが出てきた。92年11月2日から7日。33年前で、大学四年の時。住所と電話番号が思いっきり記されているが、もうこの住所にこのアパートは存在しない。電話番号もこの番号は使っていない。 三…

2025-07-14

⚫︎昨日の日記を書いていてふと、「二段ベッドのある独房」って、なんか面白いな、と思った。 ⚫︎『海辺へ行く道』(横浜聡子)の予告編。原作を知らない人が、この予告編だけを観ると、美しい風景の海辺の街を舞台にした、ちょっとファニーな、中学生たちの一夏…

2025-07-13

⚫︎コーリン・ロウとロバート・スラツキイは「透明性 虚と実」において、ル・コルビュジエの「ガルシュの家(VILLA STEIN DE MONZIE)」を取り上げて「実の透明性/虚の透明性」という概念について説明する。ここで元になる「透明性」という概念については、ジョ…

2025-07-12

⚫︎最近買った本。右の本のタイトルは『内在的多様性批判』だが、この表紙ではなかなかそうは読めない。 ⚫︎それとは別の話。宇田亮一による吉本隆明にかんする本はとても重要だと思うが(特に『共同幻想論』についての本は重要ではないか)、これらについて触れ…

2025-07-11

⚫︎実際に現物を見ているわけではないが、映像や図面を見る限りでも、ル・コルビュジエの「サヴォア邸」でまず目が行く(というか、気に掛かる)のは、建物のほぼ中心部分をドーンと貫くスロープの存在だろう。 ・VILLA SAVOYE I LE CORBUSIER I A WALK THROUGH…

2025-07-10

⚫︎3日の日記に書いたが、ル・コルビュジエの「小さな家」には、完結性と完成度の高い平家(母屋)部分とはやや異質な、間取り図にも書かれていない、後からぽこっと取り付けられたような半二階みたいな空間がある。磯崎新の『栖十二』の第二信「母の小さい家 …

2025-07-09

⚫︎ル・コルビュジエの「カップ・マルタンの休憩小屋」のすぐ近くにある、アイリーン・グレイ設計の「E1027」という住宅が、またすばらしい。 (コルビュジエが、この「E1027」に対してというか、アイリーン・グレイに対してとった態度は本当にひどくて、クソ…

2025-07-08

⚫︎YouTubeに、アンゲロプロスの『旅芸人の記録』がアップされていて、日本語字幕とか付いていないので何言っているのか、何やっているのかわからないまま(なんなら、時には音を完全に消した状態で)、あー、やっばアンゲロプロスすげえなあと思いながら、断片…

2025-07-07

⚫︎最近では、映画やアニメを見たり、美術の展覧会を観たりするよりも、本を読んでいる時間が圧倒的に長い(ただし、「註」などの小さい字が全然読めなくなっていて、早急にルーペが必要)。図書館の本を検索して、気になったものを片っ端から借りてくる。もち…

2025-07-06

⚫︎近代住宅建築を代表する、超有名なコルビュジエのサヴォア邸の動画。切り口の異なる複数の動画を観ることで空間をより複雑に空想する。 一つめの動画は、建築関係者というか、建築の仕事をしている人の目線で撮られた動画(ちょっと気取った作りになってい…

2025-07-05

⚫︎ル・コルビュジエの最晩年の作品、ラ・トゥーレット修道院。行ったことないし、生きている間に行けそうもないが、幸いなことに、ネットではさまざまなタイプの動画が観られる。それらを見比べて、頭の中で必死に空間を構成し、想像する。 一つめの動画は、…

2025-07-04

⚫︎『現在地』(岡田利規)。2014年に出された戯曲集。以前、読んだときに強いインパクトを受けたが、感想は書けなかった。今回も強いインパクトを受けた。今回もちゃんと感想が書けるかどうかはわからない。 三つの戯曲、「わたしたちは無傷な別人である」「現…

2025-07-03

⚫︎昨日書いたル・コルビュジエの「小さな家」で、ひとつ、不思議なというか、こういうところが面白いんだよなあと思う点がある。下の図は、「小さな家」の間取り図で、Wikiarquitecturaから。これを見てもわかる、とてもシンプルで完成された間取りの平屋な…

2025-07-02

⚫︎30歳代半ばのル・コルビュジエが、両親のためにレマン湖のほとりに建てた「小さな家」と呼ばれる住宅がちょっと前から気になっている。そのまま『小さな家』というタイトルの、コルビュジエ自身が書いた魅力的な小さな本があるのだ。 そのほか、映像や写真…