2020-03-11

●「新潮」四月号の佐々木敦の小説はとても面白かった。ちょっと、麻耶雄嵩的な感触。最後の方で「ある駅名」が出てきた時に、この小説に仕掛けられた「大ネタ」(のうちの一つ)にはじめて気づき、驚いて「おーっ」という声が出てしまい、しばらく呆然として読むのが止まった。それを考えると、三月(初頭)に発売される「四月号」に掲載されるというところまで含めて、この小説の仕掛けだということになる。

(ただ、この小説について書く時、どの程度までのネタバレが許されるのだろうか。ネタバレなしでどこまで書けるのか。)

 

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