2001-09-27から1日間の記事一覧

岡崎乾二郎の『歴史とよばれる絵画』について、あるいは『A.I』再び

(昨日からのつづき。) ●岡崎氏は『歴史とよばれる絵画』を、小林秀雄の『無常という事』の冒頭に引用されている『一言芳談抄』の一節から始めている。それは中世、「比叡の御社」でひとりの若い女が巫女になりすまして、深夜一心に「どうだろうとこうだろう…